森ノオトの読者のなかには自家製味噌をつくっているという方は多いとおもいます。自家製味噌は美味しいですよね。
そう、本当に美味しいっ!
だから、コマデリでも「コマロコ味噌」づくりは毎年のルーティーンワークになっています。
※“コマロコ”とは、コマデリのロコ(地元)な食材をつかっているという愛称です。
それはそれは、毎年とても楽しみにしているルーティーンワーク。
今年の味噌づくりのスケジュールを考えながら、ふと思いました。この楽しい味噌づくりをコマデリの身近な人たちとできたら、もっと楽しいはず! と。
実は、味噌づくりをしてみたいけれど、ハードルが高いと感じていたり、ひとりで仕込むのは大変かな……と躊躇している方は少なくないようです。
さらに意外なことに、お米や野菜を届けてもらっている「アグロスつちの里」の大橋さんや、ニンニクでお世話になっている「まつど農園」の松戸さんも味噌づくりをしたことがないと知りました。
これはグッドチャンス!!
「一緒に味噌づくりをしませんか」とおふたりに声をかけると、「喜んで!」と参加してもらえることになりました。
ほかの皆さんにとっても、思いがけないスペシャルゲストの登場でした。
そして3月の2日間にわたって行ったコマロコ味噌づくり@コマデリハウス。
参加してくれたのは、友人やコマデリのお客様たち。両日ともに和気あいあいと、たのしい時間になりました。
味噌づくりの材料はとてもシンプルです。
大豆・糀・塩……以上!
大豆は有機栽培の津久井在来大豆をまつど農園さんより仕入れ、糀はコマデリの看板商品「塩ブタ」でお馴染みの川口糀店さんより仕入れました。
実は味噌づくりは糀で味が決まると言われています。
川口糀店の川口さんは「8割が糀で決まる」とキッパリ。
もちろん大豆もおいしくて、参加者のこどもたちは茹で上がった大豆を喜んでつまんでいました。
味噌づくりでは、まずは、茹でた大豆をひたすら皆でつぶします。これがかなりの重労働で、大橋さんは弱音をはきながらもがんばってくれました。
つぶした大豆は、糀と塩とよく混ぜ合わせます。糀には、ビタミンやアミノ酸、ミネラルなど、天然の保湿因子が豊富なので、みるみるうちに手肌に透明感が出てきます。
大豆の煮汁を加えて団子が作れるくらいの固さにしたら容器に詰めて、仕込みは完了です。あとは、時間をかけてじっくりと発酵させます。
カビ防止には、川口糀店さんのレシピから、初めてわさびを使いました。
味噌づくりには、これが正解! というレシピはないと考えています。なので、参加者の皆さんには、それぞれのやり方で自由に仕込みをしてもらいました。
初めて味噌づくりをした方は「こんなに簡単なんですね」と口をそろえて言っていました。味噌づくりは、材料も作り方も実にシンプルです。これに一緒に仕込む仲間がいて、楽しさは倍増すると思います。
初めて口にする自家製味噌の味をどのように感じるのでしょうか。感想がいまからとても楽しみです。
味噌づくりは1月から2月に仕込む“寒仕込み”がもっとも良いと言われていますが、実は1年中仕込むことができます。仕込む時期によって出来上がりに違いも生まれてくるので、味噌づくりをしたいと思っている方、ぜひいまからでもいかがでしょうか。
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<コマデリ「走る!ロコキッチン」出店場所(出店時間 11:00-14:00)>
毎週月曜日(祝日を除く):青葉台駅前郵便局(青葉台)横浜市青葉区青葉台2-3-4
第2、第4火曜日:佐藤農園「野彩家」(十日市場)横浜市十日市場町819-10
毎週水曜日(祝日を除く):横浜美しが丘四郵便局(たまプラーザ)横浜市青葉区美しが丘4-1-32
毎週木曜日:横浜美しが丘西郵便局(美しが丘西)横浜市青葉区美しが丘西3-1-1
毎週金曜日:ウィズの森(青葉台)横浜市青葉区さつきが丘5-1
第2、第4日曜日:アートフォーラムあざみ野(あざみ野)横浜市青葉区あざみ野南1-17-3
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