10月開講!第2期「地域をつむぐローカルメディア講座」
関内の社会起業家支援・コワーキングオフィス「マスマス関内フューチャーセンター」(運営:関内イノベーションイニシアティブ株式会社)と特定非営利活動法人森ノオトのコラボでお届けする「地域をつむぐローカルメディア講座」の第2期の募集が始まりました。地域を耕し、魅力を発見し、ヒト・モノ・コトをつなぎたい人、集まれ!

昨年の講座の様子。ここからさまざまなネットワークが生まれた。今年森ノオトで地産地消ライターとして活躍する明石智代さんや、森ノオトスタッフになった梶田あゆみさんは、実はローカルメディア講座の受講生!(写真:堀篭宏幸)

 

これまで森ノオトを運営してみて、主婦やシニア世代など、地域で過ごす時間の長い人たちが、自らの地域をよくするために、メディアを活用して人とつながりネットワークをつくることができると、市民参加のまちづくりは飛躍的に進むのではないか? と感じています。

 

そして、森ノオトのリポーター養成講座を通して、地域の主婦がまちづくりに参画することへの可能性を見いだし、そのノウハウを体系化して、必要としている人にお伝えできたらと考え、昨年第1期を開講したところ、昨年は毎回20名ほどの受講生を得て、今年、受講生の中からローカルメディアを立ち上げた方、これから立ち上げようとする方が生まれています。

 

マスマスの治田友香さん(右)とキタハラ。メディアを立ち上げる際の事業計画や起業家支援はマスマスにお任せ!(写真:堀篭宏幸)

 

横須賀市で今年の8月にスタートした「ヨコスカ織り人」。編集長の島貫聡さんは、昨年の講座の第1期生。その後、今年に入ってなんどかお会いして相談を受けたり、ライター向け研修をサポートするなどして関わりを持ってきました。創刊後の記事を読んでみると、横須賀に住む人だからこそ書ける、地域愛にあふれたオリジナリティの高い情報がいっぱいで、これからどんどん地域に浸透していくウェブメディアになっていくことを確信しました。

 

ヨコスカ織り人

http://yokosukaorigin.org/

 

今年もランチ交流会を開催予定! 地域を愛する仲間とつながる楽しい時間(ランチ代別途)

 

本講座では、自分の暮らす地域を楽しく盛り上げ、地域課題を解決し、コミュニティを創出していくローカルメディアの可能性をさぐり、実際に運用していくための具体的なノウハウを提供します。

 

あなたのテーマを縦軸に、メディアという横軸を通しながら、どんな地域をつくっていくかを一緒に考えませんか。

 

マスマスの「まちなか社食」の地産地消弁当はボリュームも味もお値段も◎。淹れたてのアルドコーヒーもぜひ

 

<プログラム・講師>

 

第1回講師:影山裕樹さん(編集者、プランニング・エディター)
早稲田大学第二文学部卒業後、雑誌編集部、出版社を経て独立。アート/カルチャー書のプロデュース、ウェブサイトや広報誌の編集、展覧会やイベントの企画・ディレクションなど幅広く活動している。著書に『大人が作る秘密基地』(DU BOOKS)、『ローカルメディアのつくりかた』(学芸出版社)、共編著に『決定版・ゲームの神様 横井軍平のことば』(スペースシャワーネットワーク)など。NPO法人 芸術公社、路上観察グループ「新しい骨董」などの活動も

 

第1回:2016年10月5日(水)10:00〜12:00

テーマ:人と地域がつながるローカルメディアの力

講師・影山裕樹さん(『ローカルメディアのつくりかた』著者)

・ アイスブレイク(自己紹介:自分のつくりたいメディア)

・ 地域に暮らしているからこそうまれるメディア

・ メディアをつくるプロセスが地域を耕していく

 

 

北原まどか(NPO法人森ノオト理事長)
タウン新聞記者、エコ住宅雑誌編集部を経て2005年よりフリーランスの環境ライターに。2009年の出産を機に地域密着型エコメディア「森ノオト」を立ち上げ、編集長に。2013年、NPO法人森ノオトを設立、理事長。2014年、非営利型株式会社たまプラーザぶんぶん電力を仲間とともに設立、取締役。生活者とエコ、エネルギーを近づけ、楽しむ啓発活動と、メディアを介したまちづくりに力を注いでいる。著書に『暮らし目線のエネルギーシフト』(コモンズ・刊)

 

第2回:2016年10月19日(水)10:00〜12:00

テーマ:素人だからこそ書けることがある!?取材トラの巻

講師・北原まどか(森ノオト)

・記事が世に出るまでの編集プロセスを学ぼう

・取材現場のパターン別ノウハウ、魅力的な文章を書くコツ

・ワークショップ&宿題「ペアインタビューをしてみよう」

 

 

第3回講師:川名マッキーさん(写真家/フォトヴィレッジ主宰、株式会社ビー・キューブ代表取締役)
デザインプロダクションで多くの撮影現場に接し、撮影ノウハウを独学で習得。1992年に独立後、ポスター、広告、雑誌、CD&DVDジャケットなどを中心とした商業出版物の企画、デザイン、製作、撮影を幅広く手掛けている。tvkの音楽情報バラエティ『sakusaku』のMCキャラクター、白井ヴィンセントも作品のひとつ。2009年に家族写真の出張撮影『家族の肖像』、2011年に写真教室『趣味の写塾』をスタート。マスマスでの写真講座「フォトヴィレッジ」が大好評

 

第3回:2016年11月2日(水)10:00〜12:00

テーマ:記事と人を100倍生かす写真術

講師・川名マッキー氏(カメラマン・フォトヴィレッジ主宰)

・テクニックと理論だけじゃダメ?カメラと心を使いこなそう

・露出、絞り、ISO感度、ホワイトバランス…設定から撮影まで

※この日は実際に撮影するのでデジタルカメラを持参ください

 

 

第4回講師:指出一正さん(月刊『ソトコト』編集長)
雑誌『Outdoor』編集部、『Rod and Reel』編集長を経て、現『ソトコト』編集長。ロハス発祥の地と言われるアメリカ・コロラド州ボールダーや、アフリカ、アイスランド、中国の現地取材を担当。趣味はフライフィッシング。島根県「しまコトアカデミー」メイン講師、広島県「ひろしま里山ウェーブ拡大プロジェクト」全体統括メンター、「みちのく起業」第二期ファンド選考委員、地域若者チャレンジ大賞審査員等、地域活性、ソーシャルビジネス分野の委員等を歴任

 

第4回:2016年11月16日(水)

テーマ:メディアリテラシーと編集がキモ!

講師・指出一正氏(『ソトコト』編集長)

・玉石混淆の情報を取捨選択し、自分の立ち位置を決める

・ローカルメディアで「らしさ」を追求するには?

・ワークショップ「読みたくなる見出しのつけ方」

 

 

第5回講師:長谷見峻一さん(北・長谷見法律事務所パートナー)
弁護士。株主総会の準備から家庭の相談ごとまで、多種多様な分野の法務に取り組む。クリエイターからの未払金の相談やアーティストの所属事務所との契約交渉など、個人事業主の支援も多い。法律問題をわかりやすく説明することに定評があり、国から委嘱を受け、数多くの自治体や避難所において原発事故に基づく損害賠償の解説を担当。株式会社自伝出版取締役及び一般社団法人なごみ理事にも就任し、遺言の普及・推進に向けた活動を開始

 

第5回:2016年11月30日(水)

テーマ:著作権と個人情報保護、知っておきたい法律の基礎知識

講師・長谷見峻一氏(弁護士)

・ どこかで読んだ記事の引用、どこまでがOK?

・ レシピに著作権はあるの?

・ メディアとSNSにおける法律上の注意点

・ 宿題「メディア運営の事業計画を立てよう!」(マスマス&森ノオト)

 

 

第6回講師:治田友香さん(関内イノベーションイニシアティブ代表取締役)
財団事務局長を経て2013年6月から現職。NPO法の創設及び改正に向けた立法運動、地方自治体におけるNPO支援策、企業の社会貢献プログラムの企画実施、将来起業家をめざす大学生等向けの奨学金給付事業、内閣府による地域社会雇用創造事業の一環でソーシャルビジネス人材育成支援事業などを通じて、営利・非営利の区分けなく起業家支援、プロジェクト支援に取り組んでいる。横浜市市民協働推進委員、川崎市協働・連携のあり方検討委員会委員等

 

第6回:2016年12月14日(水)

テーマ:ローカルメディアの事業計画

講師・治田友香(関内イノベーションイニシアティブ株式会社)

・ 事業計画の立て方、資金調達の手法

・ クラウドファンディングの活用法

・ 愛のあるダメ出し道場「ローカルメディア事業計画発表会!」

 

 

 

<2015年の「地域をつむぐローカルジャーナリズム講座」の関連記事>

※2016年より講座名を「地域をつむぐローカルメディア講座」に変更しました。

10/14開講、全6回!マスマス関内×森ノオト「地域をつむぐローカルジャーナリズム講座」

http://wx25.wadax.ne.jp/~morinooto-jp/news/localjournal/

レポート第一弾♪「ローカルジャーナリズム講座」がはじまりました!

http://wx25.wadax.ne.jp/~morinooto-jp/news/ljrepo01/

レポート第二弾♪「ピントを合わせて記事を書こう」!

http://wx25.wadax.ne.jp/~morinooto-jp/news/ljrepo02/

ローカルジャーナリズム講座・レポート第三弾♪ 私のメディアを立ち上げよう!

http://wx25.wadax.ne.jp/~morinooto-jp/news/ljrepo03/

Information

第2期「地域をつむぐローカルメディア講座」

2016年10月〜12月(全6回)

隔週水曜日、10:00〜12:00

※マスマスの「まちなか社食」でランチ交流もできます。お弁当代は別途、当日ご注文ください。

参加費用:24,000円

※単発受講も可能、その際は5,000円/回

募集人数:30名(最小催行人数15名)

会場:mass x mass関内フューチャーセンター(横浜市中区北仲通3-33)

受付:マスマスカレッジ事務局 担当:堀篭(ほりごめ)

TEL 045-274-7801

FAX 045-226-4755

MAIL college@massmass.jp

エントリーはこちらからも受け付けます。
http://massmass.jp/project/local_media02/

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この記事を書いた人
北原まどか理事長/ローカルメディアデザイン事業部マネージャー/ライター
幼少期より取材や人をつなげるのが好きという根っからの編集者。ローカルニュース記者、環境ライターを経て2009年11月に森ノオトを創刊、3.11を機に持続可能なエネルギー社会をつくることに目覚め、エコで社会を変えるために2013年、NPO法人森ノオトを設立、理事長に。山形出身、2女の母。
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