以下は2016年の案内です。
藤が丘商店会、そして藤が丘に暮らす有志たちが、東日本大震災以降、毎年続けている復興支援イベントがあります。「忘れないをカタチに」。言うは易し、でも実行し、続けていくのは、並大抵のことではありません。それを5年間続けてきている「忘れないをカタチに」は、すっかり地域のイベントとして定着しています。
昨年は実行委員長の伊藤弘一郎さんをインタビューしましたが、今年は、実行委員会の牛田光さんに、見所をうかがいました。
「毎年、続けていくことが大切だと思っています。出店者の皆さんには、イベントの趣旨を理解していただき、売り上げの20%を寄付していただくほか、独自に募金箱を置いてもらっています。東北の物産販売や復興支援団体は、売り上げをそのまま支援に回しています」(牛田さん)
「忘れないをカタチに」では、売り上げを「遠野まごころサンタ基金」と、「ともしびプロジェクト」にそれぞれ寄付し、さらに東北物産販売や復興支援団体の売り上げを通じて、毎年30万円以上を復興支援活動に回しています。
東日本大震災から時が経つにつれて、関心が薄れがちななかで、毎年イベントを続けて、寄付を継続している。それも、私たちが美味しいものを食べたり、お買い物をしたり、ワークショップなどでイベントを楽しむことが、そのまま支援につながるのです。
「今年はじめておこなうユニークな試みは、“おもしろ募金箱コンテスト”です。今、藤が丘地区センターに貯金箱が並んでいますが、当日は会場にブースを設置して、いちばん多くの募金を集めた募金箱をつくった人を表彰するというものです」(牛田さん)
そのほかにも、はずれなしの100円募金くじや、出店者ごとのブースにオリジナルの募金箱の設置を呼びかけ、売り上げの寄付のほかに、募金箱による寄付も集めています。このイベントが、たんなるお楽しみではなく、復興支援のための資金集めという趣旨を忘れずにいさせてくれる、大切な仕掛けですね。
息長く被災地支援を続けているFEELINGによるワークショップや、布小物やアクセサリーなどハンドメイド作家の販売もあります。そして、大人気! ウィズの森の木工ワークショップでは、無垢材の心地よさを感じられるオリジナル木工作品をつくることができます。
最後に、地元の小・中学生による演奏やパフォーマンス、遠野まごころネットさんの活動報告、地元で活躍するアーティスト・Rakiraさんや高鳥佑太さんのライブなど、一日食べて、遊んで、くつろいで、楽しめるイベントです。
それぞれの「忘れない」を「カタチ」にする。3月13日は、藤が丘駅前公園に集合ですよ!
「忘れないをカタチに 2017」in藤が丘
*チャリティマルシェ&ステージ
3月12日(日)10:00-15:00
会場:藤が丘駅前公園
*キャンドルナイト
3月11日(土)18:00-20:00
会場:藤が丘駅前公園(バラ園)
*「被災地を知ろう」展示ブース&おもしろ募金箱コンテスト
2月25日(土)-3月20日(月)9:00-21:00
会場:藤が丘地区センター
主催:「みんなでつながろう!藤が丘のまちで」プロジェクト実行委員会
共催:谷本連合自治会、上谷本連合町内会、横浜市藤が丘地区センター
協賛:藤が丘商店会
後援:青葉区、青葉区社会福祉協議会、青葉区災害ボランティア連絡会
協力:横浜市、東急電鉄、横浜美術大学、森ノオト
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