この冬、どう乗り切った?森ノオトライターのぬくもりファッションアイテム 
厳しい寒さとなったこの冬。暦の上では春を迎えましたが、まだまだコートが手放せない日が続いていますね。身が縮こまるように寒い日でも、お気に入りのアイテムを身につけると、心がぽかぽかすることってありませんか?森ノオトライターのこの冬のぬくもりファッションアイテムを紹介します!

南国育ちの私には、関東の冬は寒くてしかたありません。今年の冬に至っては、例年よりも一段と寒いのではないかと思うような気温が続きました。そんな厳しい冬も、ただ寒さをしのげればいいわけではなく、やっぱり心も踊るようなアイテムを身につけたいところ。この冬、どう乗り切った?と、森ノオトライターにぬくもりファッションアイテムを聞いてみました!

 

まずはこの方、森ノオト編集長の梶田亜由美ちゃん。春の陽気に揺れるたんぽぽのようなカラーの、ウールベストと草木染めの手織りマフラーを紹介してくれました。

初めてチャレンジしたというベストは、Tシャツにもシャツにも合わせられるすぐれもの。着膨れしてしまいがちな冬でも、ベストだと袖回りがない分、動きやすいそう

ウールのベストは、昨年12月の服飾作家「nu:u」の個展で出会ったもの。差し色になりそうだなと思って購入してみたら、ウール素材がとってもあたたかくでびっくりしたのだそう。「黄味がかったよもぎ色のようなこのウール地は nu:uさんがめぐる布市で購入したものだそうで、それもうれしかった」と亜由美ちゃん。

 

マフラーは町田のクラフト工房La Manoの冬の染色展で一目惚れしてクローゼットの仲間入りしたアイテム。マリーゴールドで染色した毛色と、手織りならではのぽこぽことした編み目がかわいく、とてもあたたかそう。「気づくとシックな色合いの装いになりがちなので、自然のものから生まれたこのマフラーをまとうとポイントになるし、気持ちも華やぎます」とこの冬のニューアイテムを紹介してくれました。

 

お次は、えりもっくこと渡辺絵梨さん。森ノオトのライター養成講座で出会ったときから、私は「あの帽子かわいいな」と目をつけていた(?)えりもっくのウールの耳付き帽子(写真右)は、長年の冬の相棒なのだとか。あたたかそうな上に、耳当ての部分がとてもかわいらしくて、えりもっくの冬のトレードマークのようです。

長女の栞ちゃん(写真左)は森ノオトの編集会議でもみんなのアイドル。リバーシブルのモコモコしたベストはおさがりなのだそう。5歳のお兄ちゃんの歩くんも、お出かけには動きやすさ重視でアウトドブランドのフリース(写真中央)やダウンで防寒

お出かけの時は、長女の栞ちゃんを小脇に抱えて、長めのコートで包むようにすると親子であたたまるという、小さなお子さんとの冬のお出かけあるあるも教えてくれました。私も娘が小さい時は抱っこひもに入れてコートで覆ってあたたまっていたなと懐かしくなりました。

 

購入時に選んだポイントは手編みだったのだそう。人の手のぬくもりまで感じられそうですよね

お次は山田麻子さんの、目にも鮮やかなマフラーとアームカバーを紹介します。ふんわり漂うやさしい本人の雰囲気そのままの、いつもかわいらしいファッションの麻子さん。私のこの記事企画の呼びかけに、「この冬、かわいいマフラーと手袋買ったの!」とすぐに手をあげてくれました。

 

「元気になれそうな色がいいなと思って」と選んだ暖色のマフラーは、黒やグレーなどのコートにも合いそう。「昨年末、夫から1年おつかれさまのプレゼントだったの」というエピソードに、こちらもホクホクしました。

 

 

お次は森ノオトライターで初の男性、かつ忍者、という個性がほとばしる小池邦武さん。つい最近、者のぬくもり術を紹介した記事も話題となりました。

キリリとした忍装の姿がステキ!冬登山用のコートは雨具としても防寒具としても活躍

その記事の中でも紹介されている「首回り」が、寒い冬を乗り切るポイントなのだそう。忍者の服装の際は、マラソン用のフェイスマスクを着用して動きやすさも工夫。暑がりということで、普段の外出時はユニクロのベストを着込む程度と、寒さに強い小池さん。さらに、冬山に登る時の本格的な防寒の工夫も。「ゴアテックスのレインコートを着用して防寒着として充分機能します」と、臨機応変に身の回りの機能ウエアをあたためアイテムにも利用している小池さんでした。

 

右は初めて織ったマフラー、真ん中は羊毛たっぷりマフラー、左は当時の好きな色味を贅沢に織ったマフラー。「ストールやマフラーとか巻きものが大好き。首回りがあたたかいと安心しますよね」

続いては、ライター1年目のさわちゃんこと藤村佐和子さん。いつもオシャレなさわちゃんのぬくもりファッションアイテムは、ご自身で織った「さをり織りマフラー」。さをり織りとは、日本で生まれた織り方で、織り図や素材などに制限のない、自分の感じるままに手織りしていく手法で、つくり手の個性を表現するアートとも言われています。さわちゃんが、以前にさをり織りの工房に通っていた時につくったマフラーは、10年以上経っても大切にしているもの。「時を経て、自分で織った作品があたたかいなと感じます。自分への贈り物のよう」としみじみ話してくれたさわちゃんでした。

 

ウールのスニーカーは「オールバーズ」。ウールやユーカリ由来のパルプ、サトウキビなど自然素材での靴づくりをしているアメリカのブランド

続いては、松井ともこさん。いつもこちらがほっとするような笑顔が魅力のともこさんは、この冬、思い切ってニューアイテムをゲットしたようです。「迷い続けていたオールバーズのウールのスニーカーをついに購入しました。ウールであたたかいだけじゃなくて、通気性もよくて足がポカポカするように感じます。長く付き合いたいアイテムです」とうれしそう。足元が冷える職場でよく履いているという毛糸の靴下、そして妊娠中から使っているというレッグウォーマーと合わせて、足元のぽかぽかアイテムを紹介してくれました。

 

首回りのほかにも、ズボンの下にヨガパンツを重ね履きも

お次は、ライター1年目の河原木裕美さん。冷え性という裕美さんの寒さ対策は、こちらも首回りで「とにかく何かは巻いておく!」のだそう。夏も冬も1年中巻いているというストールやマフラーを紹介してくれました。実は裕美さん、息子さんの幼稚園入学のためにバリ島から一時帰国中で、インドネシア人のご主人も昨年末から日本に来ています。毎年スノーボードをしに日本に来ているというご主人ですが、住んでみて体感する日本の冬は、室内でも常にブランケットが必要な寒さなんだそう。「雪が降った日には、夫が大喜びで、息子と雪遊びを無邪気に楽しんでいました」とほっこりするエピソードも教えてくれました。

 

かわしらしく並んだこの冬の相棒たち。みっちーのぬくもりお手軽お粥ランチの記事も、読んでいるだけでポカポカしてくるのでオススメ

本職がデザイナーのみっちーこと、畑道代さんはオシャレ番長。そんなみっちーのぬくもりアイテムはウールの靴下たち。「私、靴下が好きなんです。寒い時期はウールのものをよく履いています。ものによっては、汗をかくと吸収せずかえって冷えるので、そういうのには、綿やシルクの薄い靴下と重ねて履くとすごくあったかいんです」と冬の時期に活躍している靴下を紹介してくれました。

靴下はアウトドアショップやセレクトショップ、雑貨屋など買うことが多いというみっちー。この冬久々に、靴下専門店のタビオで買った赤と黄色の色違いの靴下は、蒸れにくく丈夫で、大のお気に入りになったのだそう。パンツの下からのぞく靴下も冬のファッションのポイントですよね。

 

イランのウールの靴下は2足目(左)。最初はちょっとチクチクするのも、天然素材ならではのあたたかみを感じます

最後は私、森ノオト事務局長の宇都宮です。この冬は、海外からのときめくぬくもりグッズがワードローブに仲間入りしました。自転車での通勤に欠かせない手袋は、リトアニアの作家さんが手編みしたウールのミトン。先っぽがちょっととんがった三角の形になっているのは、バルト三国の伝統的な形なのだそう。カラフルなお花の刺繍がかわいくて一目惚れしました。サイズ大きめのウールの靴下は、イランのおばあさんたちが丁寧に手編みしているもので、室内で靴下の上から履いています。築40年ほどの一軒家で底冷えする森ノオトの事務所では、私にとってなくてはならない防寒グッズ。ウールのベレー帽は、つむじから出ている3本の角がかわいらしくて購入。古くから帽子の産地というチェコのブランドなのだそう。心がワクワクするよなカラフルなグッズで、この冬はオシャレを楽しみました。

 

さて、森ノオトライターのぬくもりグッズ紹介はいかがでしたか?まだまだ続く寒い日のお出かけの際には、首元や足元のぬくもりグッズをお忘れなく。そしてオシャレを一緒に楽しみましょう。

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この記事を書いた人
宇都宮南海子事務局長/ライター
元地域新聞記者。エコツーリズムの先進地域である沖縄本島のやんばるエリア出身で、総勢14人の大家族の中で育つ。田園風景が残る横浜市青葉区寺家町へ都会移住し、森ノオトの事務局スタッフとして主に編集部と子育て事業を担当。ワークショップデザイナー、2児の母。
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