【動画公開】家庭でトライ!メディアリテラシー
子どもがスマホを持つ前に、メディアリテラシーを身につけるために家庭で取り組めることはないだろうか?家族で取り組めることを紹介する6分動画「こどもがスマホを持つ前に。おうちでメディアリテラシー」を作成しました。

メディアリテラシーとは、「メディアを主体的に読み解く能力」「メディアにアクセスし、活用する能力」「メディアを通じコミュニケーションする能力」の3つを構成要素とする複合的な能力のこと(総務省HP「放送分野におけるメディアリテラシー」より)

あなたが子どもの時には一人一台のスマートフォンを持っていましたか?

ゲームで誰かとつながったり、スマホで動画を見たり、SNSに参加したり、子どもが一人で端末を使い、親が知らない間に、一人でインターネットという情報の海を泳ぎ始める時代になってきました。

いま公立の小中学校では、パソコンやタブレットを一人一台貸与され、授業や調べ学習の中で、まるでノートやペンのように電子端末を活用するようになってきています。

内閣府がおこなった青少年のインターネット利用環境実態調査(令和3年度)によると、10歳以上の小学生の63.3パーセント、中学生の91.1パーセントが、子ども専用のスマートフォンを持っていると回答しています。

 

一人一端末を持っているのが当たり前という時代、子どもが何を見ているのか、どんな情報にふれているのか、保護者が把握することはとても難しくなってきています。2022年に森ノオトがおこなった「子どもが学ぶ情報リテラシー」ワークショップや情報交換会の中で集めたアンケートには次のような保護者の不安の声が寄せられています。

 

「過激な内容や正しくない情報にふれていないか心配」

「いまのSNSやネット環境だと失敗が怖い」

「怪しい情報を信じて拡散してしまうなど子ども自身がネット環境で間違った行動をとってしまわないだろうか」

「SNSなどで知らない人とつながってしまうのでは」

 

日常で何気なくふれる情報には、一見して悪意だと分からないものもあふれています。

インターネット上には個人の好みに基づいた情報をおすすめするシステムもあり、知らないうちに偏った情報に囲まれていることもあります。

またメディアは事実の一面を切り取って伝えているものです。大人だって情報の受け取り方を迷ってしまう場面が日々あります。

6分動画では家庭でメディアリテラシー教育に取り組むためのポイントが2つ挙げられている

情報の選び取り方を知り、活用方法を身につけていく力。それが「メディアリテラシー」です。

情報を鵜呑みにせず、その本質や偏りに気がつくよう子どもたちに「メディアリテラシー」を身につけて欲しいけれど、保護者である私たち大人も学んだことがないのに、子どもにどう伝えていけばいいのでしょう。

 

小学校では5年生の国語の授業でメディアとの関わり方について学ぶ項目があり、光村図書の教科書では下村健一さんのエッセイ「想像力のスイッチを入れよう」を読みます。

学校でも学ぶこのタイミングで家庭でできることはないだろうか。メンバーに子育て当事者も多い森ノオトでは家庭でできることにポイントをしぼり、メディアリテラシーを身につけるために日常的に取り組めることを6分の動画にまとめてみました。

森ノオトメンバーや仲間たちも撮影に協力してくれました。

ぜひご覧ください!

 

 

動画では家族で取り組めることとして、2つのポイントを紹介しています。

「ひとつの情報を家族みんなで見ること」「横並びで受け取ること」、そして「一人一端末時代では〇〇〇〇〇しないこと」が大切なんです。

動画を見て〇〇に入る言葉を見つけてみてくださいね。

 

森ノオトでは家庭でできるメディアリテラシーチェックリストも作成しました。簡単なアンケートにお答えいただければ、無料でダウンロードできますのでぜひご活用ください。

一つの端末の情報を家族みんなで見て感想を言い合おう。情報の受け取り方は人それぞれ違うということを実感できるはずだ

さらに、メディアリテラシーについてもっと知ってみたいと思った方は、ぜひ学べる場に足を運んだり、参加したりしてみてください。
横浜市中区にはニュースパーク(日本新聞博物館)があり、情報発信についての歴史や仕組みについて学べ、ネット時代の情報の受発信についても考えることができます。

 

インターネットで検索するというのも大切な一歩です。

森ノオトでは今プロジェクトにアドバイスをしていただいているジャーナリストの下村健一さんの動画教材をお勧めしています。小学5年生の教科書にも採用されている光村図書のサイトで下村さんが解説している動画がとてもわかりやすいのでぜひ見てみてください。

(光村図書「想像力のスイッチを入れよう 応用編」)
https://www.mitsumura-tosho.co.jp/kyokasho/s_kokugo/interview/shimomura/video.html

2022年に横浜市内4カ所で実施したまわしよみ新聞ワークショップ。新聞を読み、気になった記事をスクラップして、なぜその記事が気になったのかを発表する。観光家でコモンズ・デザイナーのむつさとしさんが考案したオープンソースのワークショップ

森ノオトでは新聞を使ったワークショップ「まわしよみ新聞ワークショップ」を今年も予定しています。

横浜市内で活動する市民団体と協働で、全6カ所で開催する予定です。
森ノオトのある青葉区はもちろん、2022年もご一緒したみんなの放課後クラブ(中区)とライフデザインラボ(中区)、大倉山おへそ(港北区)に加え、認定NPO法人こまちぷらす(戸塚)や並木ラボ(金沢区)などとも共同で開催を予定しています。実施時期は2023年2月〜4月の予定です。日程と場所が決まり次第SNS等でお伝えします。

まわしよみ新聞ワークショップは、新聞というメディアを用いながら、他者と自分との情報の受け止め方の違いを知るワークショップです。

 

動画を見て、まわしよみ新聞ワークショップに参加して、情報との向き合い方について考えるヒントにしてもらえるとうれしいです。

Information

 

動画

子どもがスマホを持つ前に おうちでメディアリテラシー

https://youtu.be/d_TawRI6mgE

 

動画を試聴してくださった方向けに、家庭でメディアリテラシーを実践するのに役立つワークシートをダウンロードできるアンケートをご用意しています。

ぜひ動画の概要欄をご覧ください。

 

まわしよみ新聞ワークショップ

開催時期 2023年2月〜4月

横浜市内6カ所で開催予定

 

この活動は、2022年度ドコモ市民活動団体助成を受けて実施しています。

Avatar photo
この記事を書いた人
船本由佳ライター
大阪出身の元TVアナウンサー。横浜市中区のコミュニティスペース「ライフデザインラボ」所長。2011年、同い年の夫と「私」をひらくをテーマに公開結婚式「OPEN WEDDING!!」で結婚後、自宅併設の空き地をひらく「みんなの空き地プロジェクト」開始。司会者・ワークショップデザイナー。
未来をはぐくむ人の
生活マガジン
「森ノオト」

月額500円の寄付で、
あなたのローカルライフが豊かになる

森のなかま募集中!

寄付についてもっと知る

カテゴリー

森ノオトのつくり方

森ノオトは寄付で運営する
メディアを目指しています。
発信を続けていくために、
応援よろしくお願いします。

もっと詳しく