
葉っぱ集めは涼しい時に
青葉区・都筑区周辺は緑が多いまち。
「よし!今日は種類の違う葉っぱをたくさん集めるぞ」と外へ出てみたら、30分もしないうちに想像以上に多様な葉っぱが集まりました。
アカメガシワ、クズ、カニクサ、サクラ、クワ、アジサイ、ナンテン、フジ、マキ、モミジバ
フウ、ナンキンハゼ、ヒイラギ、シャリンバイ、シダ、ナワシログミ……写真には写っていないものも合わせると、この倍くらいはあり、それでも見たもの全部ではありません。

葉っぱの裏側もいい感じ
ちなみに採集場所は黒須田川沿い、青葉区すすき野の住宅地周辺。半径100メートルもない狭い範囲です。朝や夕方の30分くらいならば、程よく汗をかく程度で身体に負担もかかりません。
素朴で懐かしい!こすり出し

紙に葉の模様が浮き出る
葉っぱの裏側に薄紙を置いて、色鉛筆やクレヨンでこする技法をフロッタージュと言います。作業としては珍しくも新しくもないけれど、案外没頭してしまいます。
葉脈がしっかりあるものと、つるつるとして凹凸がないもの、切れ目のあるなしなどが、手指の間隔から伝わってきます。配置や色合いを工夫して、こすり出した葉っぱ柄の紙を包み紙にしても素敵ですね。

採集記録にもおすすめ
葉っぱで物語をつくろう
葉っぱを使えば、手描きとは一味違う魅力的なキャラクターを生み出すこともできます。気の向くままに人形と、人の顔をつくってみました。

葉っぱの形を生かして配置
それぞれに何か物言いたげです。大きな丸顔の子は、チラリと横目で何か見ながら微笑んでいるのか、ぼんやりと物思いに耽っているのか?おしゃれ大好きなお姉さんは、めかしこんで、どこへ行くの?と気になってきませんか?

ワタシと一緒に遊びましょ!
紙の上にのせるだけでなく、葉っぱを糊やテープでつけたり、針と糸で縫い合わせてもOK。少しずつ動かして写真を撮ればアニメーションも作れます。
具体の形にせずに、ただただ葉っぱを敷き詰めるのも面白いです。今日は同じ種類の葉っぱ
だけ、明日は色々な種類を組み合わせてと無限に遊べます。

葉っぱの絵の具箱
遊びに飽きたら、そのまま乾燥させて、土に撒けばゴミもゼロ!
広いお庭などがある場合は、花咲かじいさんの気分で、細かくした葉っぱを豪快に撒いても楽しそう。なんだかいいことした気がするのも葉っぱ遊びのいいところです。

水分が抜けて乾いた姿も素敵です
葉っぱの役割や形の不思議については、造園業を営む持田夫婦が書いた記事が森ノオトにたくさんあるので、合わせて読んでみてくださいね。
植木屋夫婦の植物コラム

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