東急田園都市線・こどもの国線の「降りない駅」に降りてみた!~こどもの国駅編~
東急線の急行に乗っていると、いつのまにか通過している駅があることにみなさまお気づきでしょうか?森ノオトライターがそんな普段は降りない駅にスポットライトを当て、その駅とエリアの魅力をリレー方式でお届けします!第8回の今回は、ライターの石﨑絵美がこどもの国線こどもの国駅の様子や実際に訪れたスポットをご紹介します。

夏の気配を感じるような暑さの5月末、東急こどもの国線・長津田駅から「うしでんしゃ」に乗ると、こどもの国へ遠足に行く小学生がいっぱい。

このこどもの国駅は1日約1万人ほどの利用者がある駅です。小学生が降り立った後、改札を抜けたら私もいよいよ出発。

駅前は車も通れない安全なスペース。折り返し運行前の電車が見えます

小学生が遊ぶこどもの国とは反対側の道を進むと大きな公園が見えてきました。不思議な形の建物が特徴的なのは「奈良山公園」。ベンチもあり、地域の方の憩いの場となっています。

公園の中には散策路があり、ゆっくり散歩できます

この周辺には公園も多く、今回はおとぎ話をモチーフにした公園を三カ所紹介したいと思います。

住宅街を抜け、最初についた公園は「奈良三丁目市ノ久保公園」。ここには桃太郎をモチーフにした岩山があります。

公園らしからぬ岩山。鬼ヶ島がイメージになっています

事前に写真は見ていたのですが、ゴツゴツした岩山の迫力が圧巻。まるで遺跡のようです。積み上げられた岩山は遊具と思えぬ異色を放っています。あまりの迫力に見に来てよかったと心から思うほど。

この公園で遊ぶ子どもはどんな遊び方をしているのだろう?そんなことを思いながら公園を後にしました。

 

あと二つの公園は「奈良三丁目熊ヶ谷公園」と「奈良二丁目長谷公園」。熊ヶ谷公園は、さるかに合戦がモチーフ。

おにぎりをイメージしたすべり台はお山が三角形で滑るところが海苔を表しているように見えます。

長谷公園は、はなさかじいさんがモチーフ。遊具に花を咲かそうとするおじいさんが描かれています。公園内には桜の木もあり、春になればはなさかじいさんが桜を咲かしているように見えます。

左が熊ヶ谷公園のおにぎり滑り台。右が長谷公園の花咲かじいさんの遊具

公園を巡った後は、以前「まちの涼しいスポット巡り」で紹介していた「奈良しぜん緑地」へ。

地図をたよりに歩くと住宅街しかありません。「こんなところにあるの?」と疑いながら進むと階段を発見!

緑地と住宅街を結ぶ階段を抜けると一気に景色が変わります

階段を下りていくと、広がるのは別世界。小川アメニティが広がり、水が流れ自然の静寂を感じます。

5月末から6月中旬頃まではホタルも見えるそうです。

横浜は一歩踏み入れば自然が広がるそんな場所が多いなと感じます。それは地域の方が自然を愛し守っているからこそ保たれている。そんなことをしみじみ感じながら、自分にとって新たな自然スポットに触れることができうれしくなりました。

 

歩いて小腹も減ってきたので、ここからランチへ移動です。

進んできた道を戻るように奈良山公園の散策路を抜け、駅前のスーパーを越えて……暑い日だったのでヘトヘトです。

お昼に選んだのは「セントポーリア」。10年前に森ノオトでも取材したお店です。記事を読んで行きたくなり、今回訪れることにしました。

入った瞬間からかわいいと感じる店内。お店の装飾一つひとつを見たくなります

お店の扉を開くと、入り口には焼き菓子や雑貨、ショーケースのケーキと目移りする空間が広がります。ランチの時間より少し早く着いたのに「どうぞ」と案内していただきました。

 

椅子に座り、歩き疲れてしばし休息。ランチの時間になり、私は限定8食の大人のお子さまランチをオーダーしました。ワンプレートに前菜からデザートまで勢ぞろい。どれから食べようかと思うワクワク感はまさにお子さまランチ。

ドリンクもついた大人のお子さまランチ1500円。メインは大きなハンバーグ!サラダやキッシュ、パスタにパンなどお皿いっぱい。追加でパンを食べ放題にすることもできる

食べ終わってお腹も満腹。想像以上のボリュームで胃袋を満たしてくれました。お会計の時にこどもの国駅はどんなところか聞いてみました。

店主は「いい人ばかりよ」とにこやかに答えてくれました。お客様はご近所さん以外に遠方から来ることも多いのだそう。笑顔で迎えてくれる姿、丁寧な接客。こだわりが詰まったお店はこの場所で28年営業しています。

私はすっかり虜になってしまいました。また他のメニューやスイーツも味わいに行こうと思います。

 

次に訪れたのは「シュタットシンケン隠れ家工房」。

ドイツの昔ながらの製法でハムやソーセージを手作りしています。こちらもこどもの国駅では老舗のお店。

森ノオトが主催する「あおばの食べる収穫祭」にも出店していて、読者のみなさんにも馴染みのお店だと思います。「一度は行ってみたい」と思いつつ私はまだ足を運んでいませんでした。

ショーケースのラインナップ(左)と工房で使っている道具(右)

ショーケースにはソーセージ、ハム、ウィンナーなど数多くあり、どれにしようか悩んでしまいます。

今回はハーブウィンナーと和風ソーセージにしました。店内には製造に使う道具が置いてあり、その多さにさまざまな工程を経て加工されていることがわかります。

ハーブウィンナー(右)和風ソーセージ(左)

お店のアドバイス通り、茹でてから軽く焼いて食べてみました。

口にいれると今までにソーセージで感じたことのない肉の旨味がダイレクトに広がります。ハーブ入りを選んだので子どもたちのお口に合うか心配していましたが、ペロっと完食。

 

私はこの味に感動して「これは特別な日のご褒美にしよう」と心に決めました。次回は燻製されたソーセージも購入したいと思います。

 

最後に紹介するのはシフォンケーキのお店「Kahon」。

さきほど紹介した桃太郎をモチーフにした「市ノ久保公園」から程近くにあります。Kahonのシフォンケーキの材料は国産卵、小麦粉、砂糖、菜種油、そしてそれぞれの果肉や素材を使い、保存料は一切使わずとてもシンプル。

店頭には季節に合わせて10種類ほどのシフォンケーキが並ぶ。店頭のテディベアはオーナーの手作り。小窓の向こうのキッチンには焼き上げられたシフォンケーキがしぼまないように逆さまにして並べられています

店頭にて一つひとつ焼き上げているそうで、この日は店頭に10種類置いてあり私はプレーン、いちじく、チョコマーブル、季節限定の夏レモンを買いました。

イチオシのプレーン(左上)、種のプチプチ食感を楽しめるいちじく(右上)、さわやかな小田原レモンの味が広がる季節限定夏レモン、(左下)チョコ好きにはたまらないチョコマーブル(右下)各300円

ふわっとした手触りで弾力のあるきめ細やかな生地のシフォンケーキは初めてです。きめ細かい生地はずっしり重いのかと思って食べたら、しっとりしてびっくりするほどの軽さ。あっという間に食べてしまいました。

買いに行く前は「家でアイスやホイップを添えて食べてもよいな」と思っていましたが、ひと口食べてそのまま味わいたいと思いました。それだけ生地のみで満足度の高いシフォンケーキです。

 

一つひとつ個包装してあり、味の種類も多く手土産にもぴったり。

今回食べたチョコマーブルは濃厚で、期間限定の夏レモンは爽やかな風味が楽しめました。ひと口食べるだけでそれぞれの味の違いに驚きます。

 

ぜひみなさんもご自身で味わってみてください。私もいろんな味を試しに購入しに行こうと思います。

 

こどもの国駅周辺を散歩して思ったのは、たくさんの住宅街やおでかけスポット、お店があること。

最初、森ノオトライターのみなさんにこどもの国駅のおすすめを尋ねてみたらたくさんの場所を教えてくれました。すべて紹介できなかったのですが、それだけ森ノオトライターをうならせる魅力的な場所なのだと感じました。

 

私が散歩途中にたまたま住民の方同士が会話されているのが聞こえてきました。「ほんとここはよいところね」。散歩を終えてその言葉の意味がわかった気がしました。

散歩をするから見えるまちの風景や、そこにいる人の姿をたくさん感じることができました。

 

皆さんもぜひこどもの国駅周辺をお散歩してみてください。新しい発見に出会えると思います。

Information

奈良山公園

横浜市青葉区奈良1丁目4-1

 

奈良三丁目市ノ久保公園

横浜市青葉区奈良3丁目4-1

 

奈良三丁目熊ヶ谷公園

横浜市青葉区奈良3丁目19-1

 

奈良二丁目長谷公園

横浜市青葉区奈良2丁目14-1

 

奈良しぜん緑地

横浜市青葉区奈良3丁目16ー1

 

セントポーリア

横浜市青葉区奈良5丁目16-1

045-961-4768

平日10:00~19:00ラストオーダー20:00まで

土日祝日10:00~19:30ラストオーダー20:30まで

https://www.facebook.com/saintpaulia1978/?locale=ja_JP

 

シュタットシンケン隠れ家工房

横浜市青葉区奈良町1836

045-511-7876

営業日:木~月曜日(日曜不定休)

10:00~18:00

 

シフォンケーキのお店kahon

横浜市青葉区奈良2-38-1ベイクレスト1階

045-507-8619

定休日:火曜日

10:00~17:00

https://kahon.co.jp/

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この記事を書いた人
石﨑絵美ライター
滋賀県出身。夫の転勤をきっかけで横浜へ。食べることとボディメイクが趣味。無理なくできることを実践しながら、身体の変化を楽しんでいる。障害児二人の子育てに奮闘しながら成長中。神社参拝も好き。
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