——リユースサロンとはどんなイベントですか?
齋藤由美子さん(以下敬称略): 簡単に言うと、子ども服に特化したフリーマーケットのことです。小学生になる前の子ども向け衣類を中心に、絵本やおもちゃ、マタニティグッズの他、ハンドメイド雑貨も販売しています。毎回、東急田園都市線青葉台駅から徒歩2分のホテル「青葉台フォーラム」内の宴会場をお借りして開催しています。
——このイベント始めた目的は何でしょう?
齋藤: 地域でものを循環させていこうという思いから始めました。新しいものを買うのではなくて、いらなくなって余っているものが地域にあるのなら、必要としている人に渡ればいいよねって。子どもの成長ってとても早くて、一度しか袖を通していないのに次の年にはもう着られないっていう服がよくあるんですよね。捨てるのはもったいないし、リサイクル屋さんに売ってもとても安いうえ、誰が買うかわからない。このフリーマーケットは、売る人と買う人が交流して顔の見える形で物を売れるんです。それぞれ自分で値段をつけていて、リサイクル屋さんと同じく値段は安く設定していたりするけど、我が子の着た服や思い出の品をどういう人が買ってくれるのかがわかるのが嬉しいのかなと思います。
——どのような商品が並びますか?
齋藤: 子育て世代に必要な商品が中心です。おもちゃや季節ものの服、今回はテーマが春物なので、卒園入園用の服や靴など、その他マタニティグッズまで色々です。最近ではおしゃれな雑貨も増えています。
——どのような出店者さんがいますか?
齋藤: 子育てママさんが中心です。幼稚園のお母さんグループとか、ママ友同士がユニットを組んで出店していたり。開催時間が10時から13時と、幼稚園のお迎え時間に合わせてあるので安心です。
中には、お客さんとして来た人が次の開催の出店者になるケースもあります。このリユースサロンでの出店を機に、ハンドメイドの活動を始めたという方も何人かいらっしゃいますね。リピーターも多く、毎回スキルアップもしていてファンがつく出店者さんも。自分の趣味を生かせる場となっている面もあるようです。
——会場内はどんな雰囲気ですか?お子さん連れでも大丈夫?
齋藤: 和気あいあいとした雰囲気です。床はカーペットなので走り回るお子さんがいても安心。毎回たくさんのお客さんが来て賑わっています。青葉台コミュニティハウス「本の家」で活動する読み聞かせグループ「ひなたボッコ」さんによる絵本の読み聞かせタイムや、気軽に参加できる手仕事のワークショップも人気です。長居する人が多いですね。やっぱり、出店者さんもお客さんも、同じくらいの世代だから共通する話も多くて、一緒に会話を楽しんでいる様子です。
——リユースサロンを運営する森ノオト事務局の由美子さんのお話から、ママさんたちの我が子を思う気持ちのみならず、趣味の場を広げるなど、活発に活動する様子がうかがえました。お子さんも一緒に気軽に出店できるのも魅力ですね。自分の手放したものが、地域で、小さな子たちにまた喜んで使ってもらえる、そんな循環が生まれているんですね。
現在、2月19日に開催されるリユースサロンの出店者を募集しているとのこと。
出店者1グループにつき駐車場1台分も無料(車高155㎝以下)だそうです。乳幼児向けに限らず、120cm以上の少し大きめサイズが欲しいという声も多いのだとか。年末の大掃除で出た子ども服や子育てグッズを次の人に手渡せるチャンスでもあります。この機会にぜひ、お友達と一緒に出店してみてはいかがでしょうか?
青葉台フォーラム&森ノオトpresentsこども服ハンドメイドマルシェ「リユースサロン」
【出店案内】
出品物:春物子ども服、シーズン用品、育児グッズ、おもちゃ、絵本、マタニティ用品・服、ワークショップなど
出店料:1,000円(事前振込)+売り上げの2割(当日精算・上限5000円)
時間:搬入9:00~ / 搬出13:00~
スペース:長テーブル(1500×600mm)1台 ※什器等持ち込み可
無料駐車場あり:※車高が155㎝未満しか入庫できません
【出店方法】
代表者氏名/住所/電話番号/メールアドレス/グループ名/主な出品物/団体のブログやホームページ(あれば)をご記入のうえ、event@morinooto.jp までお申し込みください。
※先着14組です。
【開催日時】
日時:2018年2月19日(月)10:00-13:00 ※入場無料
会場:青葉台フォーラム
〒227-0062 横浜市青葉区青葉台1-5-8
※東急田園都市線「青葉台」駅より徒歩2分
http://www.hotel-aobadai-forum.com/access.html
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