「育ちの森」に遊びにおいで! 寺家の里山を満喫しよう
寺家ふるさと村のシンボルとも言える里山風景と水車小屋。すぐ手前にある「森」が、今、子どもたちの「ひみつ基地」として生まれ変わろうとしています。子どものワークショップによる「ソダチの森」づくりが進行しています。11/22(土)より毎月1回、地域の子どもたちに森をオープンします。

「ソダチの森」の看板は子どもたちがつくったもの。当日のサインも鋭意制作中!(写真提供:浦部利志也さん)

 

寺家ふるさと村の里山を舞台に、子どもたちが様々なものづくり体験をする「子どものワークショップ」。2013年度より、水車小屋の手前による小さな森が活動フィールドになりました。所有者の方のご厚意によりひと山をワークショップのために提供いただき、子どもたちがイキイキと遊べる森に生まれ変わっているところです。

 

当初は笹や薮で覆われていた森は、子どものワークショップ主宰の浦部利志也さん、保護者の方々、そして子どもたちの手により少しずつ開削が進められ、今では山道がけ道、広場、見晴し台、恐怖のブランコ(!)などができました。

 

子どもたちの「ひみつ基地」は、実は大人が参加しても楽しい場所で、ワクワクと冒険心をかき立てられます。

 

せっかくの素敵な森、ひみつ基地を、地域の子どもたちとも一緒に楽しみたい! そんな思いから、この11月より「おいでよ!寺家のソダチの森に!」プロジェクトがスタートします。まずは月に1回、土曜日に開催。ツクリ・アソビの体験プログラムが用意されています。

 

11月と12月は、以下のプログラムです。

10:30-12:00  「ササのたて笛」をつくります。10:30集合、ほぼ定員制で参加費は800円。

13:00-15:00 「挑戦!ミクロウォッチ」など。ほぼいつでも参加できます。参加費500円。

ほかにも、ひみつ基地づくりに参加できるプログラム(大工道具を使います。参加費500円)など、一日森の中で楽しめますよ。

参加費等の収入は、森の環境づくりのために使われます。

 

「ソダチの森」で遊ぶ子どもたち。タヌキの巣穴も発見!(写真提供:浦部利志也さん)

 

私が5歳の娘を子どものワークショップに参加させるようになってからもう少しで2年が経ちますが、ここがおもしろいのは子どもが場づくりに参加し、オープンDAYの時には先生になること。それから参加費のお金を扱うのも子どもたちです。

 

先生と一緒に自分たちで計画を立て、準備をし、当日は参加者と一緒に楽しみながら、森の主のように案内したり、教えたり。つくり、くわだて、遊び、かせぎ、森に還元していく。まさに生きた「学び」を体験しているなあ、と感じます。

 

ぜひ、子どもと一緒に自然からのものづくり、そして森づくりを体感してみてください。そして、静かな「ほのぼのコーナー」もありますよ。森でののんびりタイムは最高ですよ。

春には森の斜面を利用してカースタジアムもおこなわれた。頂上に行くには急な山道を登るので、動きやすいスニーカーは必須!

Information

育ちの森オープンDAY

11/22(土)

12/20(土)

1/24(土)

2/21(土)

3/21(土)

いずれも10:00-15:00

場所:寺家ふるさと村 ソダチの森(水車小屋 手前)

雨天時は翌日の日曜日に開催。

森ではケガ等に注意し、自分・保護者の責任で活動してください。

天候等により開催日や開催内容を変更することもあります。

トイレ、水場はありません。森は禁煙です。

子どものワークショップ

http://www.childws.com/

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この記事を書いた人
北原まどか理事長/ローカルメディアデザイン事業部マネージャー/ライター
幼少期より取材や人をつなげるのが好きという根っからの編集者。ローカルニュース記者、環境ライターを経て2009年11月に森ノオトを創刊、3.11を機に持続可能なエネルギー社会をつくることに目覚め、エコで社会を変えるために2013年、NPO法人森ノオトを設立、理事長に。山形出身、2女の母。
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