11/23(土・祝)「あおばを食べる収穫祭」では、ゴミを出さずに未来への思いやりを貯金しようと、リユース食器のご使用のご協力をお願いしております。改めて、リユース食器についてご説明します。
人が続々、わいわい、楽しいお祭り。ワクワクしますね。
あれも美味しそう、これも食べたいなあ……、全部食べちゃえ!
焼きそばを食べる → ああ、美味しかった! → プラスチックパックのお皿と割り箸、箸袋、輪ゴム
生ビールを飲む → ぷはあー! → 紙コップ
カレーを食べる → お腹いっぱあい! → プラスチックのトレーとプラスチックのスプーン、
クッキーを食べる → 甘いものは別腹よ♪ → ビニールの包装袋
ホットコーヒーを飲む → ほっと一息 → 紙コップ
クッキーを食べる → 甘いものは別腹よ♪ → ビニールの包装袋
お祭りでたっぷり食べたら、一人で、どれだけのゴミが出るのでしょうか。
それが、何千人も来るお祭りだったら……?
森ノオトマルシェ「あおばを食べる収穫祭」では、イベントで出るゴミを極力減らしたいと思い、リユース食器の使用と、ゴミ分別ブースを設けます。
会場にはゴミ箱は設置せず、スタッフが常駐して、直接ゴミの分け方をアドバイスいたします。
容器包装(お惣菜のプラスチック製容器など)や古紙は、きれいな状態だとリサイクルができます。実はこれらのプラスチック容器は、人の手で分別されます。きれいな状態であるほど、次に働く人たちの環境改善にもつながるのです。しかも、燃やすしかないゴミにはならず、次に資源として役立ちます。
ゴミの分別は、ゴミ自体の量が減るわけではありませんが、次に資源として使える形でバトンタッチされるようになります(割り箸や生ゴミなど、燃やすしかないゴミを除く)。ぜひ、「ゴミ」を「資源」にしていくご協力をお願いします。
もう一つ、ゴミを減らすための仕組みが、リユース食器の使用です。
お祭りで使い捨てられる紙コップ、紙皿、プラスチックトレイなどに代えて、洗って繰り返し使えるリユース食器を使うと、これらのゴミが発生しません。
100円のジュースを買う時に、リユースカップの預かり金としてよけいに100円をお店にお支払いいただき、リユースカップを食器返却ブースにお返しいただくと、100円の預かり金が戻ってきます。
100円出して借りる→返却時に100円が返ってくる
このプロセスを経ることで、リユースとは何か、リユースをすることでどう環境に貢献できるのかを自然に体得することができます。
今回、リユース食器ブースを担当するのは、青葉区発のリユース食器・リユース食器洗浄車のレンタルを行うNPO法人Waveよこはま。森ノオトのお兄さん的存在のNPOであり、これまで様々な環境活動をともに行ってきました。
一時期盛り上がった環境やエネルギーへの意識も、時代が逆回転するように元通りになり、ゴミの行方、限られた資源のことを考えずにも生活が成り立つようになっています。一方で、今年の猛暑やゲリラ雷雨などの異常気象の増加にみられるように、地球温暖化の進行は「いかに命を守るか」というレベルにまで危機的な状況という意識があります。
森ノオトでは常に「地球環境と未来世代への責任」をどう伝えていくか、できる限り生活者視点で、明るく、やわらかく、楽しく発信をしています。この4年の森ノオトの活動で、環境への関心を高めるには、ゴミの行方(=つまり、次の人、あるいは未来)から入るのが最もやりやすいのではないか、と感じています。
地域の皆さんとともにゴミのこと、環境のことを学びながら、いつか青葉区全体が、そして横浜で、「ecology=自然と調和した暮らし」「organic=有機的な食と人間関係」「sustainability=未来世代への思いやり」「localization=まずは自分の足下から」が実現できれば、と大きな夢を抱いています。
身近なエコ、小さなエコ、今日から始めよう。
エコでニコニコ、ロコ(local)なエコ。
横浜市地産地消推進事業
森ノオトマルシェ「あおばを食べる収穫祭」
日時:2013年11月23日(月・祝)10:00-15:00
場所:藤が丘駅前公園
主催:特定非営利活動法人森ノオト
協賛:藤が丘商店会
後援:横浜市環境創造局、青葉区
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