Vege&Fork Market2日目の5月20日(日)朝9時前。出店者のみなさんがテキパキと開店準備を進めるなか、子どもたちと一緒に体操の会場に向かうと、朝早くからすでに多くの人が集まってきていました。みなさん「どんなことが始まるの?」とワクワク楽しみにしている様子でした。
日頃、スポーツにはとんと縁のない私が、なぜ体操に参加したのかというと、Vege&Fork Marketのブログでインストラクター藤樫亮二さんの文章を読み、とても共感したからです。
「全員が全員と知り合いになるの必要はなく、だれかがだれかを知っているコミュニティ。同じ地域に住んでいて、同じように地域を大切にしようという気持ちのあるコミュニティ。
地域の中で、道を歩いて「おはよう」「いってらっしゃい」が言い合えるコミュニティがいいな。
今回のVege & Fork Market では、そんな笑顔が溢れるコミュニティづくりのため、ちょっと身体を動かしながら人と人とが関わり合いを持てるような場をプロデュースできたらいいなと思っています。」
有機的につながる地域を目指す私たち森ノオトメンバーも同じ気持ち! どんな楽しい場を提供してくれるのか、藤樫さんにもぜひお会いしてみたくなったのです。
「『ゆるく、気持ちよく、体を動かそう』というのが今日のテーマです」という藤樫さん。「体と心、食べ物はつながっています。笑顔が大事ですよ」と参加者に声をかけます。
音楽にあわせて、体を伸ばすストレッチからスタート!
中学校から大学までデンマーク体操部(ラジオ体操が創られたときに大きな影響を与えたといわれている体操)に所属していたというだけあって、藤樫さんの動きはしなやかです。
腕を伸ばし足を曲げ、動きは徐々にレベルアップ。右手を追いかけるように左手を時間差で動かし、足はまた別の動き……ああ、こんがらがるー! 「きゃあ、難しい!」「お、できた、できた!」会場のあちこちから笑い声が聞こえてきます。体だけでなく頭も使うので、目覚めにはぴったりです。
体も心もだいぶほぐれたところで、今度はペアをつくって動きを楽しみました。会場を歩いて目と目が合ったらハイタッチ!両方の手の平をくっつけてひとりがリードして動きをつくったり、鏡のようになってひとりの動きに合わせるなどして、あちこちでユニークな動きが見られました。
楽しく動けばいつのまにかみんな良い笑顔! 性別も年齢も異なる初対面同士でも自然と会話が生まれていました。
普段はシャイな私の娘も、ふと気がつけば初めて会ったお兄さんお姉さんとニコニコと話しています。大きくなったなあ、と思いがけず娘の成長も感じることができました。
藤樫さんは、アドベンチャープログラムを実践するファシリテーター。アドベンチャープログラムとは体を動かしながら、人と関わる力や自身の内面に気づく力を育てる体験学習だそうです。
その藤樫さんの背中にはこんな文字が!思わず笑ってしまいましたが、長年体操にかかわってきた藤樫さんの想いなのでしょうね。体操で私たち参加者の魂までも喜び温まるようなひとときでした。
Vege&Fork Marketでの体操体験。体操が人と人との間の心の垣根を取り払ってくれ、ピースフルな雰囲気が生まれた場でした。地域や会社、学校で、こんな機会が増えたら素敵だなと思いました。
体を動かしたら美味しい朝ご飯です。私は塩麹のスコーンと、ニューサマーオレンジ・バナナ・小松菜・ほうれん草が入った特製スムージーで腹ごしらえして、その後のVege&Fork Marketを楽しみました。
会場で体操の参加者の方と出会うと、娘は笑顔でハイタッチしていましたよ。Love&Peace!
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