わたしの長女はこの春、小学校1年生になりました。小学校入学以降の成長が著しく、お友達とのコミュニケーションにも自信をもてるようになった長女を見て、今年はお友達とのキャンプにチャレンジしてみたいな、と思っていました。
ところが我が家はキャンプに不慣れで、どうしよう……と思っている間に、瞬く間に夏休みがやってきました。そんな時にふと思いついたのが、「森ノオウチでデイキャンプをしよう!」ということ。実は、森ノオトのリポーターたちは、それぞれ横のつながりがずいぶんできてきて、お子さん同士がお母さんと一緒に会うケースも増えてきます。ちょうど、小学生の女の子が6人いるので、「リアル女子キャンプ」をやれたらいいな、と思って、声をかけたら、みんなノリノリで来てくれました!
子ども向けの自然エネルギー工作で百戦錬磨(?)のエレキ女史が、「風車講座をやるよ」と買って出てくれて、急きょ、風車づくりのワークショップからスタートした、2015年8月21日の女子会です。
17時になると、ぞろぞろとメンバーがそろい始めました。母7人、小学生女子5人、未就学児の弟妹8人と、合計20名がひしめき合いながら、何とか全員分の席を確保して、カンパーイ!
フードは徒歩0秒ケータリング、「コマデリ」です。この日は、唐揚げ、ポテトフライ、オクラフライにゴーヤのフライが添えてありました。このゴーヤ、エコDIYワークショップのグリーンカーテンの成果物です♪ ほかにもかぼちゃのクリームチーズサラダ、ミートボール、海苔巻きと、パーティーにはぴったりメニュー。
宴もたけなわになると、夏のお楽しみ! 花火タイムです。どこかで開催されている打ち上げ花火も大きく見られて、「ああ、夏の終わりだね……」と、幸せに浸りました。
実は今回の企画の裏目的として、「未来世代のコミュニティを育てる」という目論みがありました。子どもにとって、学校や地域の友達、親戚以外にも、お母さんたちの「エコ」つながりで、親しくなれる間柄があればいいなあ、と思っていました。
実は、昨年の11月23日におこなった「あおばを食べる収穫祭2014」で、リユース食器の回収に小学2年生の男の子が大活躍してくれていたのに、おおいに触発されています。子どもがリユース食器について学びながら、大人たちにその意味を伝えて、古布をわたし、食器を回収する。彼の姿を見て、参加した大人たちは笑顔で協力して、とてもよいムードだったと聞きます。
今年は、森ノオトの小学生チームでリユース食器回収のお手伝いをしてほしいな、と思いました。そして、マルシェスタッフにわたしている「地域通貨」を得て、自分たちのはたらきによって、マルシェでオーガニックなごはんを食べてくれたらいいな、と。
夜20:30には、お母さんと妹弟たちが帰宅し、残った4人の小学生女子たち。順番にシャワーを浴び、寝袋の上でトランプを始めました。消灯後も話は尽きなかったようですが……
「オバケこわい!」
「トイレにひとりじゃいけない!」
……そーんな叫び声が聞こえてきましたよ(笑)。
わたしは2階の事務所で次女と一緒に寝て、翌朝7:00に階下におりたら、みんな寝ぼけ眼でまどろんでいました。3年生の女の子に1000円を渡して、「これで好きなパンを1個ずつ、ママとコマデリさんのぶんと合わせて6個買って来てね」とおつかいを頼みました。
子犬のように駆け出していく少女たち。帰ってくるのがずいぶん遅いなと思ったら、「なかなか1000円には足りなくて! 1200円とか、1070円になっちゃって、3回目でようやくおつりをもらえたの!」と息を弾ませて帰ってきました。
朝8:30にはお父さん、お母さんたちがお迎えに来て、バイバイ。
「次はまた秋に会おうね」と約束して、少女たちの夏休みは終わりました。
森ノオトのキッズたちが活躍する(?)はずの「あおばを食べる収穫祭2015」、今年も11月23日(月・祝)に開催します! お楽しみに!
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