ナチュラル系の雑誌を開くと、必ずと言ってもいいほどお目にかかるワタナベマキさんの笑顔。旬の食材を心をこめて調理して、毎日の暮らしをていねいにしつらえる……そんな生き方に共感を覚えるファンがとても多い、大人気の料理家です。
先日、たまプラーザにあるマキさんのご自宅を訪れ、お食事をいただきました。ていねいに使い込まれた調理道具や器は、大切に使い込まれていて、凛とした風格を漂わせていました。美観と機能性を併せ持つ道具の数々は、静かな空間に心地よい緊張感を与え、マキさんの美しい暮らしぶりを垣間みました。ササッと手早にお料理を出してくださるマキさん、お人柄はサバサバしていてチャーミング。美味しいお食事と楽しいおしゃべり、幸せな時間を過ごしました。
そんなマキさん、実は幼稚園児のお母さんでもあります。マキさんがいつもお子さんのためにつくっているお弁当が、1冊の本になりました。本の副題にもなっている「おいしくてかわいくて体にいい」、その世界のままに、ページをめくるたびにワクワク、笑顔がこぼれてきます。
この本ではお弁当の基本を「ごはん+主菜(肉や魚、卵)+野菜といものおかず」としています。幼児の成長を助ける栄養バランスと、彩りの工夫など、母親目線での愛情たっぷりレシピ。各ページには、「常備菜からの展開や、別のお料理への活用法、お弁当づくりにあると便利な道具の紹介まで、ためになるコラムも満載です。
小さなカバンに入れた旬の玉手箱「お弁当」を、大切な我が子に、そして家族に、手渡しませんか。
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