昨年来、折にふれて話題にのぼっていたドキュメンタリー映画「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映会が、ついに今月30日(木)・7月1日(金)にアートフォーラムで開催されます。1日2回計4回の上映、しかも両日両回ともに鎌仲ひとみ監督が講演をしてくださいます!
森ノオトと鎌仲ひとみ監督のご縁は、ちょうど1年前の5月末のこと。編集長のキタハラが環境系ソーシャルメディア・ジアスニュース(http://theearthnews.jp/)の連載「顔の見えるエネルギー ロコ・エネの種をまこう」(http://theearthnews.jp/feature/locoene/)でインタビューしたことがきっかけです。鎌仲監督の映画「ヒバクシャ 世界の終わりに」「六ケ所村ラプソディー」は全国各地の自主上映グループによって上映が行われてきました。原子力エネルギーの是非を問う内容を扱うだけに、自主上映グループは勉強を重ね、地域の中で仲間を増やすためにあれこれの検討や企画を行ってきたはずです。それはとりもなおさず、持続可能な地域社会づくりにつながっていったのです。
鎌仲監督に、「自主上映会の広がりは、地域づくりでもあるんですね」とお話をしたところ、「そうなんです。このミツバチの映画のテーマは、ローカルでのエネルギーの自立を提案しています。上映会自体も地域の再生につながると思っています」とおっしゃっていただきました。そして、鎌仲監督ご自身も森ノオトエリア近くに在住で、地域の共通の知人が多いということもわかりました。
ミツバチの映画の上映会をしたい! この流れは地域のなかで自然発生的に起こりました。[3.11]を機に、わたしたちの暮らしは大きく変わってしまった……。あまりにも多くの犠牲を出した東日本大震災、そして東電福島原発事故。今ここで変わらなければ。エネルギーのことを知りたい。未来を変えていきたい!……自然発生的に集まった声が一つになりました。
主催は「あざみ野ぶんぶんプロジェクト」。「ぶんぶん」とは、鎌仲ひとみ監督のコピーで、ミツバチの羽音のことです。一つひとつの羽音は小さくとも、共鳴すれば大きな音になります。原発事故に怒り悲しみ反省し子どもたちの未来を守りたいと痛切に願う女性たちの、一人ひとりの力は小さくとも、その声が集まれば未来を変える大きな力になるはず。そんな思いから名付けられたプロジェクト名です。
あざみ野ぶんぶんプロジェクトには、森ノオト編集長のキタハラ、リポーターの中島美穂、松山ちかこ(新リポーター)が参加しています。森ノオトでもご紹介したオーガニックカフェソワ〔礎・波〕の岩崎玲子さんが代表で、頼もしい仲間たちが次々に集まっています。原発事故直後だけに地域のなかでも関心が高く、チラシを見せると瞬く間に旅立っていきます。
あざみ野ぶんぶんプロジェクトでは、上映会までのあいだ週に1回メールマガジンを発行しています。上映会までの地域の盛り上がりや、エネルギーシフトに関する情報をお届けしています(→ご登録アドレス azaminobunbun@gmail.com)。
今、森ノオトエリアで最も旬な活動と言っても過言ではない(自画自賛か?)あざみ野ぶんぶんプロジェクト。森ノオトでも今日から応援開始です。随時情報発信していきますね!
森ノオトでの鎌仲監督インタビューはコチラから。
https://morinooto.jp/ecoloco/parson/vol7-1.html
映画「ミツバチの羽音と地球の回転」上映会&鎌仲ひとみ監督トークショー
日時 6月30日(木)・7月1日(金)
<午前の部>
映画上映 09:45-12:00
監督講演 12:00-12:30
<午後の部>
監督講演 13:30-14:00
映画上映 14:00-16:15
会場 アートフォーラムあざみ野(1階レクチャールーム 定員194名)
前売料金 1300円
当日料金 1500円
※障害者割引あり(前売、当日とも500円引き)
主催:あざみ野ぶんぶんプロジェクト
問い合わせ先:オーガニックカフェソワ〔礎・波〕
TEL 045-904-1286
E-mail azaminobunbun@gmail.com
URL http://azaminobunbun.blogspot.com/
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