【クリエイティブ】気づきの和連絡会のチラシを作成しました
NPO法人森ノオトは2021年から、中里北部「気づきの和」連絡会に参加しています。2020年度には、チラシとステッカーの制作を担当しました。ゆるやかに、そっと手を携える。そっとふれあう、あたたかい目がたくさんある、そんなイメージを形にしています。

「気づきの和」連絡会は、森ノオトが拠点を置く青葉区鴨志田町を含む、中里北部地区で始まった、地域の見守りあいのネットワークです。中里北部連合町内会と鴨志田地域ケアプラザがハブとなり、「何かあったらケアプラへ」を合言葉に、誰もが生きやすい地域を願って発足されました。 

 

森ノオトは、得意分野であるデザインや編集での関わりから始まり、2021年から毎回の会議にも参加するようになりました。コミュニティデザイン事業部の読書会でも取り上げた「ケアするまちのデザイン」が、まさに足元の地域でも始まりつつあると、ワクワクしています。 

 

中里北部連合自治会と、鴨志田地域ケアプラザ、中里北部地区社会福祉協議会 青葉区社会福祉協議会 、青葉区役所、民生委員や児童委員、大学、学校・PTA 、NPO が集まる、定例の会議では、見守りあいの「気づきの目」が幾重にも重なっていくよう、情報交換が行われています。

 

たちばな台の自治会館での会議の様子。コロナ禍での学校の子どもたち、学生たちの様子から、認知症の方が廣田新聞の配達員さんの気づきで保護されたお話、町内会のイベントのお知らせや報告など多様な情報が共有されます。のんびりとした雰囲気ながら、貴重で刺激的な時間です

これから、地域の企業・団体や商店、また住民の方々に「気づきの和」の意義や意味が広く伝わり、賛同いただけるように、まずはチラシやステッカーの配布の強化をしていくそうです。 

 

チラシ制作の際には、いわゆるQ&A、課題と解決策のように、伝えたいことを分かりやすく明示するのではないのだということを、町内会長の戸塚さんやケアプラのスタッフの方などから繰り返し伺いました。 

 

見守り、見守られる地域のゆるやかな関係性は、指示・命令でつくるのではなく、あくまでも、さりげなく、じわじわとゆっくり浸透していけば良く、気がついたらあたたかなコミュニティの中にいた、と感じられることが大事なのだと思います。チラシには、これまでの森ノオトの制作物にはあまりなかった、ふわっと優しい色合いや形を重ねて、その想いを表現しました。
 

<STAFF>  

企画・編集:北原まどか 梅原昭子  

発行:中里北部「気づきの和」連絡会 

イラスト・デザイン:松園智美  

※ロゴマークをデザインしたのは横浜美術大学の学生さんです。 

 

 

Information

中里北部「気づきの和」連絡会:045-961-6911(鴨志田地域ケアプラザ) 
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