

2年目となる神奈川県ボランタリー活動推進基金21の成長支援事業「パブリックリレーションズ・サポート・プログラム」では、広報を切り口に県内10団体を個別伴走支援しました。ファンドレイジング力の強化、組織内広報体制づくり、ビジョン・ミッションの策定、NPO法人化など、団体ごとのニーズに沿った支援で組織基盤強化に直接的に結びつけることができました。県内の中間支援組織とも連携し、「ビジョン・ミッションの言語化/組織内浸透」「顧客の可視化」プログラムのテキスト化を行い、ノウハウ移転を進めました。
市民ライター育成は泉区・金沢区に加えて旭区が新規で始まり、年度内に30本の記事を掲載。複数年受講生に向けて編集力を高める支援を視野に入れ、複数地域での事業継続が決まっています。
地産地消や花と緑の市民活動広報の活動が展開し、国際園芸博SNSの記事制作がスタート。まちの緑化美化に対する市民参画をエンパワメントし続けてきた活動が大舞台に躍り出ていこうとしています。
記事制作委託やクリエイティブ制作でも、森ノオトがこれまで培ってきた「市民参画」「市民目線」が評価され、企業や団体、行政からの委託が相次ぎました。特に、横浜市の地産地消広報誌「はまふぅどナビ」は、農業体験と花の生産者にフォーカスし、読みやすい誌面づくりとともに、Instagramへの記事提供も行いました。
ドコモ市民活動補助金では親子向けメディアリテラシー教育コンテンツとして「メディアリテラシー新聞」を発行。市内の小学校、教育関係者、メディア関係者らに幅広く周知をはかろうとしており、その活動は「スミセイ未来賞」の受賞にもつながりました。