本に出会える場所を探して。

まちの本屋が減っているいう話題を耳にして久しく、森ノオトエリアでも書店がばたばたと姿を消しています。一方で、本と出会える小さな場が、まちのあちこちで生まれています。読書家のためだけの場所ではなく、まちとつながるセミパブリックな場、子どもたちのサードプレイスなど、それぞれのコンセプトが輝いています。心に残る、一冊の本との出会いが生まれるような場所を訪ねました。(バナー写真:加藤甫)

「私たちは誰でも本を綴れる。ここは表現の場所」生活の街・妙蓮寺で営むつくる本屋「生活綴方」
本は「読むもの」。何の疑問もなく、これまでずっとそう思ってきました。「私たちは誰でも本を綴れる。絵でも写真でも、踊りでも歌でもなんでもいい。ここが表現のある場所 であることが大事」と「本屋・生活綴方」を主宰している中岡祐介さんは言います。作家でもなく世間に広…
走る図書館がやってきた?!移動図書館はまかぜ号
図書館から離れた場所に住んでいる人たちがいます。遠くへ外出するのが困難な人たちがいます。そういう人たちは図書館が利用できないのでしょうか。横浜市は多くの人に本を届けたいとの思いから図書館の本3000冊を届ける、「移動図書館はまかぜ号」を走らせています。(ライ…
団地の本屋が向かう先。BOOK STAND 若葉台 三田修平さんを訪ねて
新しいまちの本屋として、2022年8月に横浜市旭区の若葉台団地内に誕生した「BOOK STAND 若葉台」。店主は、10年以上移動本屋「BOOK TRUCK」を営む三田修平さんです。団地の本屋がオープンして1年が過ぎたころ、三田さんにまちの本屋の今とこれから…

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