森ノオト季節の手仕事12カ月

年の始めに、森ノオトから12カ月分の季節の手仕事をご紹介します。かき餅づくりに刺し子、甘酒に季節のシロップ……。受け継がれてきた文化から、身近な暮らしの知恵まで、森ノオトライターの生活の中から届いた季節の手仕事。暮らしにちょっとすきまをつくって、月に一つでも取り入れてみたら、今ここにある自然をもっとそばで感じられるかもしれません。 季節と並走するように、暮らしを楽しんでみませんか?

寒さと時間の贈りもの カリッカリのかきもちを作ろう
乾燥させたおもちを揚げた「かきもち」。もとは鏡もちを砕いたものをさすそうです。ぜひ、もちを干すところからスタートしてみましょう。少しずつひび割れて、乾燥していく様子も、揚げて膨らんだ姿も楽しいので、子どもたちと一緒に観察しながら作ってみてくださいね。 …
自然と暮らしをつなぐレシピ「夏みかん」のピールづくり
夫の実家の庭に、1本の夏みかんの大木があります。毎年、果実がたわわに実り、春に収穫の時期を迎え、我が家もたくさんのお裾分けをもらいます。この自然の恵みを大いに楽しむべく、今年は、菓子職人の友人に教わりながら、夏みかんのピールづくりに初挑戦してみました!
甘く優しいキンモクセイの香りをシロップに……
「あっ……キンモクセイの香り……」。季節はめぐり、少しずつ秋の深まりを感じていた時、今年もふわっと甘い香りにハッとさせられました。小さな橙色の花の集合体、そしてどこか懐かしい香りを放つキンモクセイ。この心安らぐ香りをとじこめたくて、キンモクセイのフラワーシロ…

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