森ノオトで新人リポーターとしての活動をはじめたばかりのわたし・清水朋子。その動機は、「取材を通じて、自分の住むまちで活動をしている魅力的な人やお店を知ることで、さらに愛着のあるまちへと変えていきたい」という思いからでした。その中で、今回の「シビックメディア たまプラびと図鑑」の話しを聞き、自分が住むまち=たまプラーザ限定のこのプロジェクトにぜひとも参加したい! という気持ちで、事務局メンバーとしてサポートすることになりました。
これまでの第1回目ワークショップでは、200人もの魅力的なたまプラびと(取材対象者)をリストアップし、第2回目ワークショップでは、取材対象者の絞り込みと本の体裁の確認(A5判80ページフルカラーの予定)、そしてタイトル案を出しあいました。
そして、5月23日に迎えた第3回目ワークショップ。前半1時間は、「たまプラびとの魅力を徹底的に洗い出す!取材・編集術」として、森ノオトの編集ノウハウをもとに、アポの取り方、取材対象者別の取材のポイント、原稿執筆のポイント、そして魅力的に伝わる写真術など、実践的な内容の講義を受けました。
キタハラマドカ編集長は「取材には下調べが大切。相手に時間を割いていただく、その労力を考え、アポイント時にはこちらの希望を伝えたり、時間通りに取材を終えられるようヒアリング内容を組み立てておくなどして、準備と段取りに時間を割こう」と話しました。
その後は、はじめての方同士でペアを組み、いきなりのショートインタビュー!
「わたしのたまプラーザでの活動」「わたしがたまプラーザを好きな理由」について、講義の内容を踏まえて、お互いに10分ずつヒアリングをし合いました。
インタビューと聞き、とまどう姿もありましたが、やはり、そこはたまプラーザを愛する人が集まっているだけに、あっという間に会場が熱気で溢れているのを感じました。
わたし自身、インタビューをし、またされる側になり思ったことは、「これまで話すきっかけがなかった関係であっても、インタビューを通じて自分のことをお互いに伝え合うことで、取材後には親近感のようなものが生まれ、その方に少し近づけたような気がしたこと」です。たった10分という時間であっても、これだけの気持ちの変化が現れたことに驚きました。さらに本格的な取材となれば、その思いはどのように変わっていくのだろうか……。今後の取材活動が楽しみです。
ショートインタビューの後は、いよいよ本のタイトル決めです。30余りの候補の中から、最後は多数決で決定しました。
タイトル:「たまプラーザの100人」
サブタイトル:「たまプラーザの人がたまプラーザの本を作っちゃいました」
さあ、タイトルが決まり、6月からはいよいよ取材がスタートします! 「まちづくり」ときくと、なにか特定の分野への問題意識の高い人たちが参加するものというイメージをもたれたり、また「取材」ときくと、専門的な知識をもっていないとできなのではないか……と思われたりするかもしれません。しかし、普通の主婦であるわたしが、これまでの活動を通じで感じているのは、「まちづくりの基本は、そのまちが大好きであること。その思いがあれば、そこで活動している人やお店のことをもっともっと知りたくなり、“取材”はより深くまちの人を理解するのに最高の手段であるということ」です。
これまで何気なく通っていたお店のご主人との立ち話、散歩途中の素敵なお家の住人さんとの会話など、取材を通じで、まちを知り、そこに住む個人の思いを知ると、いつもの生活がきっともっと楽しくなります。そして、いつしか地域に知り合いが増え、仲間ができ、またそこから何かが生まれる……。
少しでも興味をもたれた方、まずはお気軽にお問合せください。随時、ライター募集中です!
お問い合わせは、
E-mail info@morinooto.jp まで。
(お問い合わせの際は、氏名、住所、電話番号、E-mailアドレスをご記入ください)
6月、7月は毎週月曜日の12:30-14:30に、森ノオト編集長のキタハラマドカと森ノオトの遠藤聖子が、たまプラーザに新しくオープンするコミュニティカフェ「3丁目カフェ」に常駐する予定です。取材に関する質問やご相談など、お気軽にどうぞ!
■3丁目カフェ
住所: 横浜市青葉区美しが丘1-10-1
(本格オープンは8月の予定。詳しい情報は今後、取材してお伝えします!)
生活マガジン
「森ノオト」
月額500円の寄付で、
あなたのローカルライフが豊かになる
森のなかま募集中!