12/7 藤が丘で齋藤麻紀子さん講演会「お産と子どもから得るもの。」
12月7日(水)に、横浜「Umiのいえ」を主宰する齋藤麻紀子さんの講演会を藤が丘・もえぎ野地域ケアプラザで開催します。母親の立場から、あたたかい言葉と笑顔で、全国各地のお母さんや助産師さんを応援してきた齋藤麻紀子さん。乳幼児だけでなく小学生のお子様をもつ方にも聞いてほしい、子育てについてのお話です。

 

「生まれてきてくれて、ありがとう」、あの時はそう思ったはずなのに、お産を思い出すと、モヤモヤした気持ちがわいてくるのは、なぜ?

 

気がつくと、ガミガミ言ってばかりの私、なぜ?

 

最近泣いてダダこねてばかり、思うようにいかないのは、なぜ?

 

子育てはひとりではできません。

 

隠しごとは少しにして、子育て中はいろいろしゃべっちゃいましょうよ。

 

ふしぎなことに、うれしさは倍に、辛さは半分になるかもしれませんよ。

 

(講演会のチラシより)

 

 

今回の講演会を主催するのは、森ノオトでもたびたび登場している青空保育ぺんぺんぐさです。我が家の2歳の娘も今春より通っています。普段は青葉区の自然ゆたかな場所で保育者と母親たちと一緒に預け合いの保育に携わりながら、毎年一度、地域への発信と、地元の少しでもたくさんの方々と交流できる場をもてればと、講演会や上映会を企画しています。

 

のびのび、ゆったり。思い思いに遊んでいます

 

講演会のチラシが出来上がり、「ガミガミ言ってばかり」、「思うようにいかない」などの文面を見て、まるで自分のことみたいだなと思ってしまいました。

 

8月に二人目となる男の子が産まれた我が家。赤ちゃんのお世話でどうしても寂しい思いをさせてしまっている娘を不憫に思う一方で、寝不足で余裕がないからなのか、些細なことでイライラ、ガミガミすることが増えてしまいました。

 

イライラって伝わるんですよね。もともとイヤイヤ期の2歳児。結果、娘もダダをこねることが増え、負のスパイラルに陥ることもしばしば。反省の毎日です。

 

ぺんぺんぐさの保育士のミエコさんはよく、「子育ては一人ではしないように」と言います。

 

そう言われても誰に何を頼ったらいいの? という疑問や、周りへの遠慮もあり、どうしたらよいのかよくわかりませんでした。

 

それでも娘がぺんぺんぐさの友達と楽しく遊ぶ機会が増えるにつれて、イヤイヤや赤ちゃん返りが落ち着いてきました。子ども同士毎日外で思いっきり遊ぶ環境が、娘にとって良かったのかもしれません。きっとそれだけではなく、私自身の情緒が安定してきたからなのだと思います。子どもを遊ばせながら、友達のお母さんたちとかわす何気ない会話(ときどき愚痴も。笑)だけでもずいぶんと気が楽になり、心が軽くなっていきました。おしゃべりだって一人ではできないことですものね。誰かと関わることが、私にも娘にも良い影響を与えてくれたのは確かなようです。

 

水と土があればどこでも遊べるよ。泥遊びはみんな大好き

 

ミミズ取ったよー! この嬉しそうな笑顔がたまらない

 

今日は楽しかったけど、明日は辛くて仕方ないかもしれない。毎日山あり、谷あり。常に走り続けているような子育てですが、たまには立ち止まって自分を振り返ることも必要だと思います。

 

私は齋藤麻紀子さんの講演会に参加するのは初めてですが、メッセージを読んで、この講演会が自分にとって立ち止まる日になりそうな予感がして、とてもワクワクしています。

 

齋藤麻紀子さんが代表を務める「Umiのいえ」は横浜市西区にある、いのち・こころ・からだ・くらしの学び合いの場です。齋藤さんは自身の子育ての中から母親目線の子育て支援活動を続けて20年、出産・母乳・子育てに関する講座や企画や講演をおこなってきました。不安を抱える母親に「生まれてきてくれてありがとう」という原点を思い出させてくれる温かいメッセージを伝えています。

 

近年、地域のつながりが減り、育児が密室化・孤立化しやすくなったため、息苦しい中で育児不安や辛さを抱える母親が増えたと言われています。講演会では子どもには「自ら育つ力」があって、肩の力を抜いておおらかに育てれば、今の子どもでもこんなにたくましく育つのだ……そういう子育ての方法もあることを知ってもらえたらと思っています。

 

全てのお産を経験された方や、これから経験される方も。メッセージにピンと来た方はぜひお気軽にご参加下さい。

 

お子様連れで参加できます。

 

<齋藤麻紀子さんからのメッセージ>

 

どんなに子どもがかわいくても、腹が立ったり、悲しくなったり、この子のためと思いながら必死になって、自分も子どもも振り回すこともありますよね。 焦ったり、比較したり、周りの目が気になったり子育てしながら、心はクタクタになってしまいます。

 

子どもとの間柄に、自分と親の間柄もにじみ出てくるから、心ざわざわすることもありますよね。

 

子育てを通して生き方を問われる日々だと思います。

 

子どもは、生きている子も、天に返った子も、いつだって大切なことを教えてくれます。

 

お産と子育てから心に得たことはなんでしょうか。

 

それを、これからの人生にどう活かしていきましょうか。

 

今、嬉しいことも苦しいことも、ぜひ持ち寄っていらしてください。

 

お母さんの手を磨くこと、懐を深くすることもお話しします。

 

Information

齋藤麻紀子さん講演会「お産と子どもから得るもの。」

日時:12月7日(水)10:00-11:50(9:30受付開始)

場所:もえぎ野地域ケアプラザ(田園都市線「藤が丘駅」より徒歩7分)

http://www.yokohamashakyo.jp/moegino/

参加費:800円 (ご予約優先)

(お子さんは同室できます。床にマットを敷いた座席や、休憩スペースとおもちゃも用意します)

  • * 交流会&活動紹介(−13:30 / 無料)あります。

お弁当持参で一緒におしゃべりしましょう!

申し込み・お問い合わせ:aoba.penpengusa@gmail.com

TEL : 090-9147-3027(内藤)

主催:青空保育ぺんぺんぐさ

1歳半から就学前の子どもの母親と保育士が一緒に運営し、子育てを支え合うグループです。園舎を持たず、保育者4人を中心に母親23人が交代で当番し預け合いながら、週2-4日青葉台近郊の自然ゆたかな場所でたくましくきょうだいのように遊んでいます。森のようちえん全国ネットワーク会員。

http://jisyuhoikupenpengusa.blogspot.jp/

Facebookページ

https://www.facebook.com/AozorahoikuPenpengusa

共催:もえぎ野地域ケアプラザ

後援:青葉区社会福祉協議会、青葉台地域ケアプラザ、青葉区冒険遊び場づくりの会

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この記事を書いた人
野口幸子ライター卒業生
インテリアの仕事を経て、暮らしの道具へのこだわりから、石けんづくりに興味を持ち、自宅で石けん教室「tonerico-ha」を開催。インテリア、雑貨、ラッピングが得意で、森ノオトではイベント出店時のディスプレイを手がけることも。笑顔がキュートで、親子でモデルを担当することも。
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