森ノオトではこれまで、横浜市内の農家さんや、食品の生産者を取材してきました。横浜の魅力といえば、都市と里山が共存した風景で、都市生活をしながらも土に根ざしたライフスタイルを送れること。森ノオトが拠点をおく横浜市青葉区は、まさにそんな魅力にあふれたまちです。
一方で、こうした農的空間を維持するには、ただ眺めているだけではなく、農にいろんな形で関わることが大切です。とはいっても、難しいことではありません。近くで採れた新鮮な野菜や果物、お米を買って食べること。旬の野菜の美味しさ、みずみずしさは、言葉では表現し難いほどに、日々の暮らしに感動をもたらしてくれます。
そんな経験の積み重ねから、今度は少しずつ、近くの農家さんとふれあったり、収穫体験などをしてみるのもいいですよね。
あおばを食べる収穫祭2017では、「地産地消」との出会いをつくる場として、これまで出会ってきた生産者の加工品を販売する1日限定の森ノオト×コマデリセレクトSHOPをひらきます。
ぜひ、記事でよんだあのお店、このお店の調味料や加工品を試してみてくださいね。
森ノオトにとって昨年の一大事業だった『横浜の食卓』の編集プロジェクト。男前でとことん地産地消な椿直樹さんがつくった「畑のラー油」は、保土ケ谷区の農家・苅部博之さんの畑の唐辛子を使っています。
昨年の地産地消の調味料講座で、横浜のケチャップ復刻開発秘話を話してくれた、横濱屋本舗の丸山和俊さん。オーガニックな素材でつくられた清水屋ケチャップは、一度食べたらリピーター間違いなしの美味しさです!
横浜のトマトでつくられた「横濱のアラビアータ」も限定販売! 常備しておけば、サッとパスタ料理に使えて便利です。
横浜市金沢区で500年続く農家に婿入りした永島太一郎さん。もともとベンチャー企業出身で農家らしからぬ動きに、横浜の農業に旋風がおこっています。永島さんの「おひさましいたけ」は、横浜のブランドに育ちつつありますね。
今回は「おひさま干ししいたけ」「おひさま干しキクラゲ」を永島さん自らが届けてくれましたよ。
横浜の地で150年以上続く岩井の胡麻油。中華街でも大きなシェアを誇り、昔ながらの製法と味を伝えてきました。間違いなく、横浜の一大ブランドです。
パッケージも見事な胡麻油2種と、横浜胡麻辣油を限定販売します。
ストイックなまでに糀づくりにのめり込む、横浜の発酵王子といえばこの方、文政年間から続く瀬谷区の「川口糀店」の川口恭さん。森ノオトのメンバーはみんな川口さんの糀のファンです。森ノオト味噌も、川口さんの糀にお世話になっています。映画上映会『いただきます 〜味噌をつくる子どもたち〜』で販売したら瞬く間に売り切れて、スタッフが川口糀店さんを往復したという逸話も残るほど、大人気の塩糀、麦味噌、米味噌を販売します。
横浜の味をつくりたい! と、横浜で出会った生産者の食材をなんでもあられにしてしまう、美濃屋あられ製造本舗の小森健太郎さん。小森さんは料理上手でもあり、小森さんのつくるナポリタンは「コモリタン」と呼ばれるほどの人気です。森ノオトの地産地消調味料講座でも、横浜の魅力をたっぷり語り尽くしてくださった小森さんの「横浜ラブ」なあられを、ぜひお召し上がりください。3種類、限定20袋の販売です。
横浜に唯一残る醤油屋の暖簾を守り、半世紀。横浜醤油の筒井恭男さんの挑戦はまだまだ続きます。大豆のうまみがたっぷりの醤油は、「三度食べればリピーターに」という、リアルな数字がお客さんとの信頼関係を物語ります。アイデアマンの筒井さんは、醤油を使った様々な加工品づくりにも乗り出しています。今回販売するのは正統派の醤油ですが、ソースや卵かけごはん用の醤油もご用意していますよ。
椿直樹さんの書籍『横浜の食卓』出版記念パーティーで出会った、アマンダリーナの奥井奈都美さん。横浜市金沢区のみかんの栽培現場を訪ねた奥井さんは、摘果されない「あおみかん」に出会いました。市場にはのらないあおみかんを、価値ある商品にできないものか……奥井さんの熱意と努力により、今では各地で大人気の果汁たっぷりのドレッシングが生まれました。実はまだ森ノオトでは取材していません。でも、近いうちに必ず訪ねたいのが、奥井さんの工房です。
横浜の「ミスター・地産地消」といえばこの人、椿直樹さん。森ノオトでは「椿直樹さんとめぐる横浜の地産地消」シリーズを通して、椿さんと農家さんとの信頼関係を垣間見ながら、横浜の農業を理解してきました。椿さん初の著書『横浜の食卓』は、横浜の食や農を知り、日々の生活で食べ尽くしたい人必見のレシピ本です。
「十日市場の原住民」というほど、緑区に密着している佐藤農園の愛娘・佐藤愛美さんの「生ゆかり」を限定販売します。コマデリの小池さんとのコラボも板についている佐藤農園さん。野菜、加工品、お米、すべてにおいて小池さんのお墨付き! です。
ローカルコラボの達人といえば、コマデリの小池一美さん! 小池さんブースでは、小池さんの焼菓子ブランドから、川口糀店さんの塩麹とコラボした「塩糀ビスケット」、江田のDECOパンさんとのコラボ「肉まんパン」、コマデリの定番「塩ブタ丼」、そして横浜市のユニフォーム製作会社ウエマツとの「コラボTシャツ」をお届けします!
あおばを食べる収穫祭は、その場で食べて、買って、家でも楽しめるイベントです。
ちなみにこちらの調味料の多くは、藤が丘の地産地消惣菜店「Revive Recipe TENZO」でも購入できるので、日常使いにはぜひTENZOをご利用ください。
あおばを食べる収穫祭2017
日時:2017年11月23日(木・祝)10:00-15:00
※小雨決行、荒天中止
場所:藤が丘駅前公園
主催:特定非営利活動法人森ノオト & コマデリ
協賛:藤が丘商店会
後援:青葉区
<みどりあっぷ計画に基づく事業>
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