横浜の地産地消を未来につなぐ連続セミナー+文化祭 参加者募集!
NPO法人森ノオトでは、「平成30年度横浜市経済局消費生活協働促進事業」として、横浜の農や食文化を学び、調べ、発信する担い手を育成する「横浜の地産地消を未来につなぐ連続セミナー+文化祭」をおこないます。2月に開催する「文化祭」をみんなで一緒につくりませんか?

 

泉区の竹林で地産地消の「ひな巻き寿司」。横浜の農村の伝統文化を未来に伝えたい

 

NPO法人森ノオトは平成28、29年度「横浜の地産地消の普及啓発と消費者市民社会の実現に向けた取り組み」として横浜市経済局と協働で、平成28年度には「横浜産の調味料で地産地消と食の安全を学ぶ連続講座」、平成29年度には「農家のお母さん発!横浜の地産地消を未来につなぐ連続講座」を実施してきました。

 

過去2年間は、森ノオトが横浜の農家のお母さんや、地産地消の調味料生産者を招いて料理講座を開催するスタイルで実施してきましたが、今年度は一歩踏み込んで、「横浜の地産地消に関わるイベントを自分で企画し、実現していく」人を育成する事業として、「横浜の地産地消を未来につなぐ連続セミナー+文化祭」をおこないます。

 

 横浜の農村の「お盆」では、ご先祖様をお迎えする時に、季節の食材を使った料理を供する

 

参加者は、横浜の地産地消ネットワークにつながることができ、地産地消の魅力を伝える企画を自分で考えたり、情報発信の手法を得ることができます。

 

これまで森ノオトが普及啓発事業を自ら企画し、主体的に活動できる市民を育成する「連続セミナー」を通して、これまで地域農家や地産地消を牽引する人物を取材してきた経験とネットワークを生かし、森ノオトがコーディネート、サポートします。

 

農家のお母さんに学んだ「こんにゃく」。芋から手づくりしたこんにゃくは、弾力や新鮮度が違う!

 

もっと地産地消を発信したい!

会ってみたい農家、生産者さんがいる!

地産地消を引っぱっている人と知り合いたい

地産地消を普及するイベントをやってみたいけど…

子どもに安心な地元の野菜を食べさせたい!

 

そんな、地産地消に興味のある人、カフェやお店で地産地消を取り入れたい人、まちづくりに興味のある人、子どもに地域の食材を食べさせたい人……資格や経験は問いません。横浜の豊かな食文化や農的生活に関心のある方なら、どなたでもご参加いただけます。

 

青葉区の農家のお母さんにおもてなしいただいたお料理。ふかしいも、お雑煮、佃煮や漬物……どれも横浜の恵み

 

このプログラムの特徴は、2019年2月23日(土)に開催する「地産地消を未来につなぐ文化祭」を参加者全員でつくっていくのが最終ゴールです。9月から5カ月にわたり毎月1回2時間のセミナー形式で、横浜の地産地消の魅力を発信することに貢献している「つなぎ役」をゲストに招き、どのように地産地消でイベントを企画したり、情報発信をしながら仲間を広げているのかについて語っていただきます。また、毎回、企画の立て方、情報発信の仕方、企画を実現に持っていくための具体的なノウハウを学んでいきます。

 

セミナー受講生が会いたい、招きたい人とのマッチングは、NPO法人森ノオトと横浜市環境創造局がサポート

 

参加者のみなさんが、2月の文化祭に向けて自分の企画をつくり、会いに行きたい生産者を決めて取材をし、文化祭で発表(最終的には模造紙を飾る、横浜の女性農業者を招いて地産地消の恵みを味わえる料理を食べる場をつくる、横浜の地産地消関連の書籍や小冊子を一堂に集めて読む……といった企画をイメージしています)するまで、NPO法人森ノオトと、横浜市環境創造局の農業・地産地消担当のスタッフがサポートします。会いたい生産者さんへの取材やマッチング体制も万全です。

 

セミナー、文化祭ともに会場は「アートフォーラムあざみ野」。横浜の男女共同参画をリードしてきた団体の精神を感じながら事業を実施していく

 

 

<プログラム詳細>

ゲストによる話題提供&ご自身のやりたいことをまとめるワークショップ

いずれも時間は9:45〜11:45

会場は「アートフォーラムあざみ野」セミナールームまたは会議室

(横浜市青葉区あざみ野南1-17-3)

東急田園都市線、横浜市営地下鉄あざみ野駅より徒歩5分

 

 

第1回 9月4日(火)

ゲスト:小池一美さん「“あおばを食べる収穫祭”を企画して」

+ 横浜市の農業について基本レクチャー

 

小池一美さん:キッチンカー「コマデリ」代表。自身が出会った生産者からの食材にこだわって提供する。青葉区にて地産地消マルシェ「あおばを食べる収穫祭」を森ノオトとともに主催

 

 

第2回 10月2日(火)

ゲスト:田部井美佳さん「地産地消を料理する喜び」

+ 会いに行きたい農家さんを考える

 

田部井美佳さん:料理研究家。「はまキッチン」代表。一つの食材から様々な調理方法を提案し、無駄なく使い切る料理を展開。料理には国内外の文化を意識している。

 

第3回 11月6日(火)ゲスト:北原まどか「地産地消を取材する楽しさ」

+ 文化祭のテーマを決める

 

北原まどか:NPO法人森ノオト理事長。ローカルウェブメディア「森ノオト」編集長。生産者を講座講師として招聘したりメディアで発信するなどの情報発信の立場からの地産地消普及に取り組む。

 

第4回 12月4日(火)ゲスト:椿 直樹さん「“横浜の食卓”の魅力」

+ 企画を進める上での悩み発表

 

椿直樹さん:「大ど根性ホルモン」「ど根性キッチン」オーナーシェフ。異業種団体「濱の料理人」発起・代表。農林水産省認定「地産地消の仕事人」。著書『横浜の食卓〜ど根性レシピ〜』

 

第5回 2019年1月15日(火) 中間プレ発表会、文化祭準備

課題:生産者さんを取材し、模造紙に学んだ成果をまとめる

 

本番: 2019年2月23日(土)文化祭本番

ご自身の企画を発表していただきます。

 

会場はアートフォーラムあざみ野「生活工房」と3F会議室を使います

 

第6回 2019年3月5日(火)ふりかえりワークショップ

Information

申し込み方法:メールに下記を明記の上、記載のメールアドレスまで送信してください。

1)氏名 2)住所3)電話番号4)メールアドレス5)差し支えなければ所属、役職 6)参加動機

申込先: event@morinooto.jp

問い合わせ: NPO法人森ノオト TEL 045-532-6941(平日9:00〜17:00)

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この記事を書いた人
北原まどか理事長/ローカルメディアデザイン事業部マネージャー/ライター
幼少期より取材や人をつなげるのが好きという根っからの編集者。ローカルニュース記者、環境ライターを経て2009年11月に森ノオトを創刊、3.11を機に持続可能なエネルギー社会をつくることに目覚め、エコで社会を変えるために2013年、NPO法人森ノオトを設立、理事長に。山形出身、2女の母。
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