ローカルエリアでどこ行く?森ノオトライターおすすめのお出かけスポット
今年も大型連休がやってきましたね。遠出もいいけど、人混みや渋滞にわずらわされずに、地元のエリアでゆったりと過ごすのもよいもの。森ノオトライターのおすすめの公園やお出かけスポットを聞いてみました。お気に入りの場所が見つかるかも!?

素敵な風景と、おいしいものにも出会うことができる七国山の魅力

まずは、農や土に近い暮らしを楽しむ濱田明日美さんことはまちゃんに、とっておきの場所を教えてもらいました。濱ちゃんが暮らす町田市の中央部には、七国山という標高128メートルほどの山があります。

 

「『七国山』という名称を初めて見たとき、周囲の長閑な自然風景とあいまって、となりのトトロの舞台か!?と興奮したのですが、残念ながら違うみたいです。読み方も、『ななくにやま』です。でも、トトロに出会うことができそうな素朴な風景があります」とはまちゃん。

 

トップに載せた写真は、七国山の菜の花畑。春には一面がまぶしい黄色に染まり、幸せな気分になれるのだそう!

 

「菜の花畑の菜種は、中腹にある『ふるさと農具館』で、昔ながらの手絞りによるおいしい菜種油に作り変えられます。不定期販売なので、売っていたらラッキーです。濃い褐色の油は、ほんの少し豊かな香りが広がり、パスタやドレッシングにすると本当においしいです」と教えてくれました。

 

夏にはヒマワリが、秋には一面真っ白のそばの花の畑が広がり、地域の人がおいしいそばを打っているのだそう。ゴールデンウィークごろにはぼたん園のぼたんが見ごろを迎える

 

(ライター卒業生のおおかわらあさこさんの、こちらの記事で菜種油づくりについて紹介しています。)

▼▼昔ながらの製法で学ぶ、七国山の菜種油

https://morinooto.jp/2015/06/16/nataneabura/

 

「素敵な風景と、おいしいものにも出会うことができる、一挙両得のお散歩スポットです。

七国山の東側には(町田市民の間で!?)有名な薬師池公園があります。町田駅から出ているバスに乗り、『薬師池』のバス停で降りれば山にたどり着きます。駐車場があるので車でもアクセスできますよ!おすすめです」とはまちゃん。四季折々に訪れてみたい場所ですね。

 

ふるさと農具館

住所:町田市野津田町2288

 

 

ボランティアの手で美しいバラが咲く、荏子田太陽公園

続いて、横浜市青葉区在住のライター山田麻子さんが、5月にぜひ訪れたい地元の公園を教えてくれました。ローズガーデンとして知られる、荏子田太陽公園です。

 

「風薫る季節。バラの香りに包まれたい方は太陽ローズガーデンがおすすめです。

ボランティアの方たちが丹精込めて育てたバラは、今まさにちらほらと咲き始めたところです。ゴールデンウイークには、どのくらい美しい姿を見せてくれるのでしょうね。

バラに囲まれた階段を登りきったところには公園内を見渡せる特等席が。5月の風を頬にうけて深呼吸すれば、バラの力で美しくなれそうな気がします」と麻子さん。

 

5月15日(日)には、ローズフェスティバルも行われる予定です。フリーマーケットなども出店予定とのことで、バラとお祭りを一度に楽しみたい方はそちらへどうぞ

 

今の美しい公園からは想像できませんが、かつて荒れた姿だったこの公園は、ボランティアの手によってローズガーデンに生まれ変わりました。麻子さんが書いた記事はこちら。

 

▼▼ボランティアの笑顔が支える 荏子田・太陽ローズガーデン

https://morinooto.jp/2018/05/17/taiyourose/

 

荏子田太陽公園

横浜市青葉区荏子田3丁目21−5

 

 

遊べる遊具、そして民家園での季節の展示も!大塚・歳勝土遺跡公園

横浜市都筑区在住のライター、醤野宏美ちゃんは、お子さんと一緒に訪れて楽しい公園を紹介してくれました。都筑区のセンター北エリアの「大塚・歳勝土遺跡公園」です。

 

「広い野原でレジャーシートを敷いてピクニックしたり、ボール遊びしたりしている家族連れをよく見ますが、公園の目立たない一角にコンパクトだけど楽しめる遊具があります」と宏美ちゃん。小さい子でも遊べる滑り台から、少し大きい子がチャレンジするボルダリングのような壁や、ターザンロープなど幅広い年齢のお子さんが遊べるのだそう。

公園内にある都筑民家園では、4月29日〜5月5日にこいのぼりと五月人形の展示がある。こちらの写真は、昨年、宏美ちゃんがお子さんと訪れたときの様子です

季節を感じられる展示をしてくれるので、子どもと行くお散歩先の一つになっているのだそう。子どもがのびのびと過ごせて、季節ごとに暦を感じる催しにと、ぜひ訪れてみたいですね。

 

大塚・歳勝土遺跡公園

住所:横浜市都筑区大棚西1

 

 

ボルダリングの壁を目指してGO!!大場富士塚公園

横浜市青葉区在住のライター松井ともこさんからは、フラワーダイアログあおば のSNSで投稿していた記事から気になるあの公園を教えてもらいました。

 

「私のおススメの公園は、ボルタリングの壁が高くそびえ立つ『大場富士塚公園』です。たまたま通りがかって発見した時には、その迫力に思わず立ち止まりました!ボルタリング大好きな娘を連れて行ったら、想像以上の大喜び!ロープをつかんで登ってもよし。どんな登り方ができるかホールドをじっくり選びながら登ってもよし」と、ともこさん。

ちなみに、ともこさんが偶然公園で出会った保育園のお友だちは、ボルタリングをお目当てに遊びにきたそうで、壁に吸い付くように瞬足で登っていたのだそう。お見事!!

 

穴場感あって、土日でも思いっきり楽しめそうな遊べる公園ですね。

 

そして、おまけの情報も。「そんなボルタリングの壁を登っていくと、いくつかの遊具と、何と!瓦屋根が立派なあずまやがあります。娘に誘われて、ボルタリングを登ろうとした私は足を滑らせてあえなく断念…。ボルタリング脇にある階段を上って、あずまやでゆっくり寛ぎました。運動好きな大人のみなさん、ボルタリングチャレンジ!いかがですか~」

 

大場富士塚公園

横浜市青葉区大場町389-1

 

 

かつての風景に思いをはせて。今昔を感じる恩田駅周辺の風景

最後は、この4月に森ノオトに掲載したお散歩記事から。

 

▼▼〜春満喫、歴史満載〜 青葉区恩田町「薬師堂」界隈を歩く

https://morinooto.jp/2022/04/12/rekisisanpo01/

 

東急こどもの国線・恩田駅そばに整備された、親水広場です。周辺は花壇が整備され、春には桜並木、梅雨時期にはアジサイが彩ります。奈良川の川面にはカワセミやサギなどの野鳥が訪れ、お魚の姿も見られるそうです。階段があって川まで降りられる広場というのは、川への親しみが生まれるきっかけになる大切にしたい場所です。

川沿いの花壇も美しく手入れされていて季節ごとの風景を楽しんで

 

この広場から、記事で紹介された薬師堂が見えます。薬師堂は、5月8日まで12年に一度のご開帳中です。この機会にぜひ、地域の歴史にもふれてみてはいかがでしょう。

 

さて、ライターのみんなのおすすめスポットはいかがでしたか?

私も近くに住んでいながら、知らなかった場所もありました。アクティブ派も、自然を感じてのんびりしたい派も、近場で休日を過ごしたい日に、訪れてみてくださいね。

 

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この記事を書いた人
梶田亜由美ライター
2016年から森ノオト事務局に加わり、AppliQuéの立ち上げに携わる。産休、育休を経て復帰し、森ノオトやAppliQuéの広報、編集業務を担当。富山出身の元新聞記者。素朴な自然と本のある場所が好き。一男一女の母。
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