・・・・・・

子どもとスマホの関わりについてのアンケートはこちら

https://forms.gle/1uT9UhGnK3dfys7X9

・・・・・・

子どものスマホのスクリーンタイムを眺めては、ため息をつく親も多いのでは……

今、子どもがスマホを持つ年齢が低下し、小学校低学年から自分でネット動画を見たり、検索して情報にアクセスできるような環境にある、というご家庭も増えてきているのではないでしょうか。

GIGAスクール構想によって、学校教育でも1人1台のタブレット端末が与えられ、児童による情報の利活用がどんどん進んでいます。

一方で、「子どもがスマホをさわる時間が増えて困っている」「ネット依存になっているのではないか」「親の知らないところでネットにまつわるトラブルに巻き込まれていないか」といった不安や心配を抱えている保護者も決して少なくはないのではないでしょうか。

インターネットによって私たちの暮らしはとても便利になり、世界とつながることで見識が広がったり、コミュニケーション量が増えるなど、今やネットなしでは生きていくことは不可能というくらいに生活が変わりました。手のひらにおさまるスマートフォンがあれば、調べ物も、買い物も、連絡も、簡単にできる時代。逆にそれがなくては、今の生活が回らないほど、私たちはネットの恩恵に預かっています。それは、子どもであっても同じことだろうと思います。

急速に発達するネットの利活用の世界に、私たち自身の経験が追いついていかない状況のなかで、子どもたちの方がスルスルとその世界に慣れて、上手に使いこなしている……なんて場面もありますよね。

一方で、ネットによる誹謗中傷や炎上、いじめや犯罪などのニュースも後を絶たず、どうやって子どもをこうした事故から守っていくべきか、私たち森ノオトのメンバーも、親として、またメディアを扱う法人として、考えていきたいと思い、2020年度より、さまざまな活動をしてきました。

（2022年度の活動報告はこちらの記事でご覧ください）

https://morinooto.jp/2023/08/31/docomojyoseikin22/

（ジャーナリスト・下村健一さんを招いてのメディアリテラシー講演会）

https://morinooto.jp/2021/08/20/shimomurarp/

（まわしよみ新聞ワークショップ）

https://morinooto.jp/2023/08/30/2308mawashiyomi/

インターネットのおかげで、世界中、どこにいても、オンラインでさまざまな体験ができるようになった

ネットはとても便利だし世界を広げてくれるものだけど、使い方を間違うと、それこそ命に関わるほどのリスクがある凶器にもなる。まさに「諸刃の剣」と言えます。

自動車の運転免許のように、道路での車の乗り方や一時停止、歩行者優先など、ルールに基づいた使い方を理解したうえで、使う資格を得られる制度がネットの世界にもあればいいのに、と思います。

今や、交通ルールもない無法地帯の中で、無免許運転やスピード違反が横行するネット世界で、各人のモラルや教育、そして法整備が追いかけっこ状態なのではないでしょうか。

わが子をネットの交通事故から守りたい。わが子が加害者になることも、被害者になることも、決して許さない。親として、NPOとして、何ができるのかわからないけど、その解決策がないことに戸惑っている親が近くにたくさんいることを知りました。

こうした声を少しでも集めて、同じような気持ちを持った大人たちと一緒に、子どもがネット世界で走り出す時に伝えたいことを、小冊子など何らかの形でまとめたいと思っています。

こんな時代だからこそ、わが家では新聞を購読し、なるべくいろんな情報を紙から得るように心がけている

声を集める方法は3つあります。

・リアルの座談会

・オンライン座談会

・ウェブアンケート

2023年中にまずは声を集めて、来年8月には成果として発表いたします。

アンケートで声も集めていますが、ぜひリアルやオンラインの場で直接お声をお聞かせいただけるとうれしいです。私たちの思いを直接お伝えしたり、参加者同士で同じ悩みを共有できるはずです。どうぞよろしくお願いします。