『あおば野菜のレシピ帖』には、地元の農産物などを使った16のレシピが掲載されています。レシピは、横浜産の農産物を積極的にメニューに取り入れた「よこはま地産地消サポート店」によるもので、青葉区内の15店舗がレシピ提供しています。横浜市の『広報よこはま』青葉区版に2018年5月から2019年4月までに連載されたレシピを中心に、A5サイズ全24ページの冊子にまとめました。
こちらの冊子、青葉区区政推進課から委託を受けて、森ノオトが編集を担当しました。子育て中の方々をおもな対象として、手に取りたくなる、作りたくなる、食べたくなる、手元に置いて眺めて楽しい、というのが編集のコンセプト。デザインは、雑誌などのデザインを長年手がけているグラフィックデザイナーで、森ノオトライターでもある畑道代さんにお願いしました。
レシピ帖編集のヤマ場は、料理の撮影でした。飲食店などから提供されたレシピ16品を冊子用にあらためて調理し、撮影したのです。スタジオは、森ノオトライターの清水朋子さんが主宰するグレンタ。自然光の入る素敵なお宅のアトリエで、『横浜の食卓』でもお願いしたプロカメラマンの川名マッキーさんに撮影してもらいました。お皿選びやグリーンのあしらいなどのスタイリングもお家で参考になればと思います。
撮影後には、スタッフ全員で試食したのですが、食材の魅力をふんだんに引き出し、いつもの家庭料理がひと味変わるようなおいしいレシピばかりでした。キッチンのそばに置いて、たびたび手に取っていただけるとうれしいです。
関連企画として、横浜市の地産地消月間にあたる11月から、青葉区内の地産地消サポート店を巡るスタンプラリーが始まりました。3店舗で食事やお買い物をしてスタンプをもらうと、次のお店で500円分のサービスが受けられうという、お得な企画です。
レシピ帖とスタンプラリーのチラシは、地産地消サポート店や区内の公共施設、保育園など配架されています。また、チラシは3歳の乳幼児健診でも配布するそうです。そのほか、青葉区のホームページからダウンロードできます。
実はこのレシピ帖、森ノオトが以前編集を担当した『地産地消レシピBOOK』と『地産地消MAP』の続編ともいえる冊子です。こちらも青葉区役所のHPからダウンロードできますので、合わせてご覧くださいね。
青葉区は住宅街と畑が近く、みずみずしくおいしい農産物と、それを生かすセンスあふれる料理人たちがいる街です。季節は食欲の秋真っただ中!旬の食材を探しに、味わいに、出かけてみませんか。
『あおば野菜のレシピ帖』
『あおば地産地消の味めぐりスタンプラリー』
(実施期間:2019年11月1日~2020年1月31日)
横浜市青葉区区政推進課 地産地消のHPからご覧いただけます。
https://www.city.yokohama.lg.jp/aoba/kurashi/machizukuri_kankyo/midori_eco/20161005170427.html
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